犬がアレルゲンとなった急性アレルギー性結膜炎【息子の体験談その2】
息子の二度目のアレルギー結膜炎体験は犬との接触で起きました(正確には間接的な接触ですが)。
他2回のアレルギー性結膜炎体験とは違って、このときは動物がアレルゲンだとはっきりわかったケースでした。
そのときの体験談について書いていきます。
犬に直接触ったわけではないのに目が腫れた!
その日、私と息子は夕飯をごちそうになるため、夕方から祖母宅にお邪魔していました。
ちょうど、私の母が知人から犬を預かっていて、祖母宅に連れて来ていました。
私は少し心配でしたが、ワンちゃんは息子とは別室で過ごしているし、夕飯前には飼い主の方が連れに来るので大丈夫だろうと思っていました。
ワンちゃんがいる間、息子にこれと言ったアレルギー症状は出ませんでした。
夕飯前に飼い主さんが犬を連れて帰り、ほっとしたのですが…
なんと犬が帰った途端、息子がワンちゃんが遊んでいたぬいぐるみをぎゅーっと抱きしめてしまったのです!!
私はとっさのことで止めることができませんでした。
急いでぬいぐるみを取り上げたのですが、時すでに遅し…。
たちまち息子はぐずりながら顔をボリボリと掻き始め、顔全体が真っ赤になり蕁麻疹が広がっていきました。
よく見ると目が真っ赤に充血し、まぶたは腫れ上がっていました。
このとき手と顔を水で洗うという対処をすれば症状が広まるのをいくらか止められたのかもしれませんが、私は軽く気が動転していて気が回りませんでした…。
緊急用の内服薬を飲ませたら目の症状もおさまった
顔全体に広がっているじんましんを止めるために、アレルギー症状が出たときのための緊急用の薬アレジオンとリンデロンを息子に飲ませました(普段は食べ物のアレルギーが出たときのために使っていました)。
薬を飲ませて数分も経つと、息子の顔から赤みがひいていき、蕁麻疹も徐々に消えていきました。
同時に目の腫れと充血もひいて、息子は機嫌よくご飯を食べ出しました。
このときは目の中の症状は充血だけだったので、内服液だけですーっとひいたのかもしれませんが、白目がゼリー状に膨れ上がるくらいのアレルギー性結膜炎の場合は、眼科を受診する必要があったかもしれないなと思います。
薬によって症状はほとんどひいたのですが、念のため、かかりつけのアレルギー科の先生に電話をして受診が必要かどうかを聞きました。
「症状もひいて、呼吸の状態にも異常がないのなら受診の必要はないですよ」とのことでした。
後に、三度目のアレルギー結膜炎を起こしたときに眼科の先生に聞いたのですが、アレルギーを持っている子供は動物との接触で急性のアレルギー性結膜炎を起こすことはとても多いのだそうです。
このときの息子のように動物と直接接触したわけではなくても、ひどい症状が出ることがありますので、みなさんもお子さんの動物との接触にはくれぐれも気をつけられてくださいね(^^)
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