食品別アレルギーの強さと段階【卵アレルギー編】
卵アレルギーの原因となる卵食品のアレルゲンの強さの段階を食品別にまとめてみました。
卵食品のアレルギーの強さ
最も強い
- 生卵
強い
- アイスクリーム
- ミルクセーキ
- マヨネーズ
- プリン
- ゆで卵(半熟)
- 茶碗蒸し
- オムレツ
- スクランブルエッグ
- 卵ボーロ
など
やや強い
- カステラ
- 丸ボーロ
- ケーキ
- 練り製品
- ハム
- ソーセージ(ハム・ソーセージはつなぎ添加)
など
弱い
- 天ぷら粉
- 麺類のいつなぎ
- 食パン
- クッキー
- かたゆで卵黄
など
アレルギーのレベルによって食べられるものもある
「卵のアレルギーがある」からと言って、実は全員が卵を一切食べられないわけではありません。
もちろんうちの息子のようにアレルギーが強すぎて全除去しなければいけない場合もありますが・・・^^;
病院でアレルギー検査を受け、その結果と普段の生活での卵の摂取状況とそのときの症状の出方などについての問診から食べられるもの食べられないものが決められますので、卵が入った食品を食べたことでブツブツがでたり痒がるなどの症状をお子さんが見せた場合は、まずは専門医へ行かれることをおすすめします。
強いアレルギーを持っている場合だと、アナフィラキシーショックなどの危険もありますので、自己判断は危険です。必ず小児科やアレルギー科の先生と相談した上でどこまで食べられるのかを判断してくださいね。
負荷テストによる診断がベスト!
お子さんのアレルギーがどのレベルにあるのか、どの食品なら食べても大丈夫なのかを知るために、場合によっては負荷テストを行ってこれらを決めることもあります。
病院によっては、これらの負荷テストを行っていないところもありますが、私個人の考えとしては、アレルギー検査だけではなく、負荷テストも院内で受けることができる病院を選ぶことをおすすめします。
なぜなら、アレルギー検査の数値だけではその子が実際にどの程度のアレルギーを持っているのか正確にはわからないからです。
本当は強いアレルギーがあるのに、数値だけを見て食べさせてしまった挙句アレルギー症状が出てしまったり、逆に食べても大丈夫なのに、数値だけで判断して食べさせていなかったという事態を回避するためにも、負荷テストを受ける環境がある病院が理想的だと思っています。
負荷テスト実体験(うちの子の場合)
ちなみにうちの息子の場合は、ずっと卵食品を全除去していたのですが、1歳10ヶ月のときに受けたアレルギー検査の数値が前回の検査より少し下がっていたので、かたゆで卵の卵黄部分だけを食べる負荷テストを病院で受けてみました。
病院での負荷テストの結果は、みごとパス。
先生から念願の、
『卵黄は摂取してOKですよ(^^)』
という許しが出たので、さっそく翌週の朝に、実際に家で卵黄を食べさせたところ、ブツブツと体に蕁麻疹が出てしまいました∑(゚д゚lll)ガーン
この結果を受け、結局、『やはり卵は卵黄もまだやめておきましょう』ということになってしまったのです・・・。(病院でのテストの日は体調が良かった為出なかったようです)
それから、2歳5ヶ月となった現在もまだまだ卵は全除去を続けています('ω'*)
食品別のアレルギー抗原の強さを知っておきましょう!
卵アレルギーのお子さんを持つお母さんお父さんは、食品別のアレルギー抗原の強さをよく把握しておきましょう。
覚えるのは大変だと思いますので、台所の目立つところに貼っておくと便利です♪
私も未だにアレルギー科の先生から頂いた表を台所に置いておいて、料理の時にたまにカンニングしています・・・(^^)
医師のもと、ちゃんとした負荷テストを受け、症状を見ながら少しづつ卵食品を摂取できるようにトライしていくとよいでしょう。
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