チック症と間違えた初めてのアレルギー性結膜炎【息子の体験談その1】
多くのアレルギーっ子が経験するアレルギー性結膜炎。
息子もこれまでに3回経験しました。
今回は初めて息子がアレルギー性結膜炎になったときの体験談を書きます(^^)
突然顔をしかめるような強いまばたきをし出した…
息子の最初のアレルギー性結膜炎体験は、2歳4ヶ月の頃。
風邪をひいて発熱しているときのことでした。
高熱が出ても、基本元気いっぱいの息子。
暇を持て余して走り回るので、20分程大好きな「トムとジェリー」のDVDを観せていました。
最初は何の変わりもなく観ていたのですが、途中から息子が顔をしかめるほどの突然強いまばたきを頻繁にし始めたたのです。
最初は「熱があるときにテレビを観たから疲れたのかな?」と思い、すぐにテレビを消しました。
しかし、強いまばたきは次の日も一向に止むことはありませんでした。
ちなみに、このときは眼の充血や腫れなどの素人が見ても明らかにわかるような症状はありませんでした。
私は「これはもしかしてストレスからのチックかな?」と思いました。
※チック=体の一部の速い動きや発声の繰返しが一定期間継続する障害。乳幼児~学童期にかけ、成長過程で比較的多くの子どもにみられる
息子はちょうど幼稚園の2歳児さんクラスに通いだして間もない頃でしたし、それに伴ってトイレトレーニングも頑張っていたので、ストレスからチックの症状が出ているのかも?と考えたのです。
え!?アレルギーの症状なの?!
そのときの風邪は鼻水の症状がひどかったため、次の日息子を耳鼻科に連れていきました。
そして、そこで先生から言われたのは思いもよらない言葉でした。
「鼻水はお薬を出しておくね。それよりも気になるのは目の方やね。アレルギーの症状が出てるね。パチパチまばたきをしてるやろ?」
「え?これアレルギーの症状なんですか?チックの症状と思ってました」
「目のまわりもカサカサ赤くなってるでしょ?かゆいんだと思うよ。眼のまわり用の軟膏を出しておきますね。眼の中に入っても大丈夫な軟膏だから目の際まで塗ってあげてください」
それから数日は、息子のまばたきが続くときは耳鼻科で出してもらった軟膏を塗っていました。
でも、まだチックの疑いを拭いきれなかった私は、幼稚園の先生にも「チックではないでしょうか?」と相談したりしていました。
しかし、幼稚園の先生は「チックのまばたきとはちょっと違って見えますねー」と言わていました。
やはり、お医者さんや多くの子供を見てきている保育士さんから見れば、チックのまばたきとは違いがあるのがわかるようでした。
原因は花粉?またはダニの死骸?
耳鼻科の軟膏を数日塗り続けましたが、症状は軽くなったものの、強いまばたきは完全には治っていませんでした。
「これはやはり眼科に連れて行かなきゃだめだな」と考えていた矢先、息子のまばたきは突然なくなってしまいました。
今振り返ってみると、その頃はちょうど秋花粉の時期でした。
ですので、花粉が原因でアレルギー性結膜炎を起こし、花粉の時期が過ぎたためまばたきの症状が自然と消えたのではないかと考えています。
また、秋はダニの死骸が一気に増える時期なので、ダニが原因と考えられなくもないかもしれません。
春や秋の花粉の時期に、お子さんのまばたきが突然増えたり、目をこするしぐさが多く見られる場合はアレルギー性結膜炎になっている可能性があります。
心配な場合は是非眼科を受診されてくださいね(^^)
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