卵黄と卵白、加熱の有りなしでもアレルギーの強さは変わる
同じ”卵”を使った料理でもアレルギーの原因となる強さが違うって知ってましたか?
目玉焼きはOKだけど生卵はダメ?
児童館などでママ同士でおしゃべりしていると、こういう話をよく耳にします。
これって卵アレルギーが原因なの!?
今までは卵食べてもなんともなかったんだよーー(>_<)[/box_cf] 同じ卵を使った料理なのに、卵かけご飯のときにだけアレルギー症状が出る、これはどういうことでしょうか? その答えは、卵という食材は加熱によってアレルギー症状を起こしにくくなる食品だからなのです。
これは卵のみならず他の食材にも言えること。
例えば、私と主人の場合、生のエビはだめですが、火を通せば問題なく食べることができます。
卵は加熱によってアレルギーの原因となりにくくなる傾向が特に強い食材といえるでしょう。
このママの息子ちゃんの場合、
「加熱した卵では症状は出ないが、生の卵では症状が出る程度の軽い卵アレルギー」
だったということが予想されます。
(年齢的にまだ生卵を食べさせていい段階じゃなかったというパターンもありますが・・・ ´▽`;)
同じお菓子でも、クッキーではアレルギー症状が出ないけど、プリン(プリンはクッキーなどの焼き菓子に対して加熱が比較的少ないお菓子です)では出るというのもこういう理由からなんですね(^^)
卵黄は食べれるのに卵白はNG?
また、こういう話もよく聞きます。
「卵黄だけ使ったお菓子はなんともなかったのに、卵白も使ったスポンジケーキを食べさせら蕁麻疹が出ちゃった!」
これはどうしてだと思いますか?
実は、
卵は卵黄よりも卵白の方がアレルギーの原因になることが多い食品ということが理由です。
離乳食でも卵を食べさせ始める時、まずは"かたゆで卵の卵黄のみ"を食べさせたりしますよね。
卵アレルギーのうちの息子も、卵白の含まれたお菓子はダメですが、卵黄のみ使われているボーロだけは卵が使われている食品の中で唯一食べることができます。
好みの味じゃないらしくてあんまり食べてくれませんけど・・・笑
まとめ
このように、
卵はその料理の加熱、または卵黄と卵白の比率などでアレルギーの原因になる強さが変わります。
子供に卵アレルギーがあるとわかり、卵を除去する食事をしなければならない場合は卵を使った料理や食品ごとの加熱の具合、卵白の有無などから何を除去するか何なら食べても大丈夫かを決めていきます。
当サイトの別記事の中に、卵アレルギーの原因になる強さを食品ごとに段階別にまとめた記事がありますので、よろしければそちらも併せて参考にしてみてください(´∀`)
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