月別!アレルギー&アトピーっ子が気をつけること【5月~8月編】
アレルギーっ子、アトピーっ子が注意しなければならないことを月別にまとめた「アレルギーっ子カレンダー」(?)です(^^)
今回は5月~8月のアレルギーっ子の生活についてまとめてみました。
アレルギー&アトピーっ子の5月・6月
「花粉症=春」というイメージが強いかもしれませんが、初夏もイネ科の花粉により症状が出ることが意外と多いものです。
5月は幼稚園や保育園で遠足があるところが多いかと思いますが、山に行く場合はいつもより花粉症の症状が出やすいことがありますので、マスクや花粉用のゴーグルなど対策できるものを持っていくことを忘れないでください。
また、遠足は食物アレルギーの子も注意が必要。
遠足は開放的な気持ちになるので、他のお子さんのお菓子をうっかり食べてしまうなどの誤食起こりがちです。
みんなでお弁当やおやつを食べるときは、ママ・パパがしっかりとお子さんを見ていましょう。
ゴールデンウィークの紫外線は、実は夏よりも強烈と言われます。
アトピーは日焼けにより悪化することがありますので、ゴールデンウィーク中に家族で旅行に行くときはお子さんにしっかり日焼け止めを塗るなどの対策をしていきましょう。
梅雨時期はダニとカビが一年で一番発生します。
鼻水や咳、アトピーの症状が悪化しないように、冷房機器の掃除と布団のケアを徹底しましょう!
→意外と知らない?ダニ・ハウスダストを有効に取り除くお布団の干し方とは
→布団を干すだけではダメ!!ダニの除去は干した後のケアが重要です
アレルギー&アトピーっ子の7月・8月
夏は汗や日焼けによりアトピー性皮膚炎の症状が悪化する子が多く見られる季節です。
日焼け止めや帽子など日焼け予防を徹底する、大量に汗ををかいたときはシャワーを浴びさせるなどの対策をしましょう。
また、夏の子供の楽しみな行事の中にも、アレルギーっ子が注意しなければいけないことがたくさんあります。
学校や幼稚園・保育園でプールに入ると思いますが、日焼けをしてアトピーが悪化しないように、水着は長袖のもの(ラッシュガード)を選ぶといいですよ(^^)
また、プールの塩素でアトピーがひどくなる場合がありますので、プール期間中はお子さんの肌の調子をよく観察し、いつも以上に肌のケアに気を配るようにしましょう。
アレルギー性結膜炎の症状が目に出ている場合は、ゴーグルを着けさせてプールに入れた方が安心かと思います。
→アレルギー性結膜炎の疑問!何科を受診?プールは入ってもいいの?
子供の大好きな花火もアレルギーの原因になることがあります。
また、キャンプファイヤーやバーベキューも着火剤に化学物質が含まれていることがありますので、マスクをさせる、子供を風下に行かせないなどの対策を取り、なるべく煙を吸わないように注意してください。
8月のお盆はおじいちゃんやおばあちゃんの家に泊まられる方も多いと思います。
押入れの奥から出してきた布団は、例え新品のものだったとしてもダニやダニの死骸が大量に住み着いています。
通常の3倍布団のお手入れをする、またはお子さん用に自宅から布団を持っていくなどして、外泊先でアレルギー症状が出るのを防ぎましょう。
また、夏に保育園や幼稚園でお泊まり保育があるところも多いかと思います。
このときも、園でアレルギー症状が出ないように清潔な布団を持たせるようしましょう。
防ダニ用のシーツや布団カバーを持たせるとなお安心ですね(^^)
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