目に出るアレルギー!アレルギー性結膜炎の症状と原因を知ろう
アトピー性皮膚炎やぜんそく、アレルギー性鼻炎などアレルギー体質の子供の多くが経験する「アレルギー性結膜炎」。
症状や原因についてまとめました(^^)
アレルギー性結膜炎ってどんな症状が出るの?
・目やまぶたがかゆくなる
・目が腫れる
・涙が出る
・目がごろごろする
・充血
・目やにが出る
またひどい場合は、白眼の部分が水ぶくれを起こしゼリー状になることも。
息子が急性アレルギー性結膜炎のときに受診した眼科の先生のお話では、痛みを感じることはあまりないらしいです。
子供がこういうしぐさをしたらアレルギー性結膜炎の可能性あり!
子供が大きくなり、言葉で的確に自分の症状を訴えることができるようになれば、親も子供の目になんらかの症状が起きていることに気づくことができますが、乳幼児期はまだ自分の体の状態を正確には伝えることができないものです。
ですので、アレルギー性結膜炎の可能性があるとき、子供がどういうしぐさをするのか知っておきましょう(^^)
●目をこする
子供は普段からよく目をこするしぐさをするものです。
「ちょっと眠いな」と思ったら目をゴシゴシこすったりしますよね。
普段からよくするしぐさなので見落としがちですが、眠気があるような時間でもないのに頻繁に目をこすっている場合やこすり方が強い場合などは目に異常が出ていないか注意して見てみましょう。
●まばたきの回数が増える
アレルギー性結膜炎を起こすと、まばたきをする回数が増えたり、顔をしかめたりします。
このしぐさはチック症に似ているので、間違うパパ・ママが非常に多いです。
息子が初めてアレルギー性結膜炎になったときは、私も最初はチック症と勘違いしました。
このようなしぐさがある程度続いている場合はアレルギー性結膜炎の可能性がありますので、「チックだろう」と決めつけずに受診されることをおすすめします。
アレルギー性結膜炎の種類とそれぞれの原因
アレルギー性結膜炎にはいくつか種類があり、それぞれに原因が異なります。
ここでは代表的なものを挙げます。
●季節性アレルギー性結膜炎
スギ、ヒノキ、ブタクサなどの花粉が原因で起こるアレルギー性結膜炎です。
●通年性アレルギー結膜炎
季節や時期は関係なく、1年を通して身近に存在するハウスダスト、ダニが原因で起こります。
ペットを飼っている場合は、動物の毛やフケが原因となる場合もあります。
●急性アレルギー性結膜炎
急激に起こるアレルギー性結膜炎で、白眼がゼリー状に膨れ上がるなどのひどい症状が現れることがあります。
眼科の先生いわく、急性アレルギー性結膜炎の原因は化粧品、薬剤、動物との接触で起こることが多いが、ダニなどが原因になる場合もあるので、アレルゲンの特定は難しいとのこと。
「起きたら目が急に腫れていました!」
と言って、お昼寝の後の園児さんを保育園の先生が病院に連れて来られることがよくあるらしいのですが、そのほとんどの場合がこの急性アレルギー性結膜炎だと言われていました。
アレルギー性結膜炎は、以前は小学校ぐらいの子が起こすことが多かったらしいですが、最近では発症が低年齢化して幼児でもよく見られる目の病気になったそうです。
6~7月は一年で最もダニが増える時期です。
アレルギー性結膜炎の予防のためにも、お掃除を徹底してダニ除去に励みましょう(^^)!
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