ダニアレルギーの子はみんな喘息になってしまうの!?予防策は?
ダニアレルギーと密接な関係にある『小児ぜんそく』。
ダニアレルギーの子は必ず喘息になってしまうのでしょうか?
ダニアレルギーとぜん息の関係についてまとめてみました。
「ダニアレルギーの子はいずれ小児ぜんそくに…」
「ダニアレルギーの子は小児ぜんそくになる可能性が高い」
ダニアレルギーのお子さんを持つママ・パパなら、一度は耳にしたことがある言葉ではないでしょうか?
私も、息子にダニアレルギーがあるとわかったときに、小児アレルギー科の先生からこう言われました。
「ダニアレルギーの子の多くは小児ぜん息に移行していく可能性がかなり高い」
すごくショックを受けたのを覚えています。
喘息の知識がそんなにあったわけではありませんが、夜も眠れない程の咳が出て辛いことや、ぜんそくの発作が出たときのために吸入器を持ち歩かなければいけないということを、喘息持ちの知り合いから聞いていたので、その大変さはなんとなくわかっていました。
できれば、子供を喘息にはさせたくない…
やはりそう思いました。
そこで、気になるダニアレルギーと小児ぜんそくの関係、そしてぜんそくに移行させないための予防策について私なりに調べてみました。
ダニアレルギーは小児喘息の予備軍?
ぜんそくにはアレルギー的要因によるぜんそくと非アレルギー的要因によるぜんそくとがあります。
アレルギー的要因とはダニやハウスダスト、動物の毛、カビなど。
非アレルギー的要因とは風邪や運動などのことです。
小児喘息の90%以上はダニやハウスダストなどのアレルギー的要因によるものと言われています。
つまり、言い換えれば、小児喘息の子供の90%以上がダニアレルギーを持っているということなのです。
このように、ダニアレルギーと小児ぜんそくは非常に密接な関係にあると言えます。
もちろん、ダニアレルギーの子全員が必ずぜんそくになるとは限りません。
しかし、ダニアレルギーを持っている子は小児ぜんそくの危険信号が点滅している状態と心得て、予防してあげることが非常に大切だと言えるでしょう。
ぜんそくにならないためにできることは?
それでは、ダニアレルギーの子がぜんそくにならないためにできる予防対策はなんでしょうか?
それはずばり、日々のお掃除と環境整備です。
数値が上がり続けても、ぜんそくの発作を起こさせなければいい
もちろん、日々のお掃除と環境整備を頑張っても、ダニアレルギーの数値をまったく上げさせないというのは難しいでしょう。
うちの息子も、半年に一度受けるアレルギー検査の度にダニアレルギーの数値はどんどん上がっています。
一番最近受けたアレルギー検査ではとうとうクラス6になってしまいました…。
私は思わず先生に「どうしてこんなにどんどん数値が上がるんですか」と聞いてしまいました。
先生は答えはこうでした。
そうなんです。
もし、ダニアレルギーの数値が上がってしまったとしても、発作を起こす機会をなくしてあげれば、ダニアレルギーからぜんそくに移行する可能性は随分と減らすことができるのです。
そのためにできることが、なんといっても日々のお掃除と環境整備ということなんです。
小さい頃から、高いダニアレルギーの数値が出続けているけれども、毎日の掃除を頑張った結果、小学校中学年になった今でも、子供は喘息になっていないというママを私は実際に知っています。
また、私自身もダニアレルギーを持っているのですが、母が掃除好きだったためぜんそくにはなりませんでした(母は私がダニアレルギーだという認識はなかったのですが、もともと掃除好きだったため結果として予防してもらったことになりました(^_^))
日々のお掃除を頑張れば喘息になることを防げる!
ダニアレルギーの数値はかなり高いですが、今のところ息子はぜんそくにはなっていません。
しかし、去年の夏はぜんそくの一歩手前のアレルギー気管支炎になりましたし、夜間や朝方の咳にドキリとさせられてしまうこともあります(咳込んで目を覚ますようなひどい咳ではありません)。
「いつかはぜんそくになってしまうのかな…」
そう思ってしまう日もありますが、今は心配しすぎずにできることをやっていこうと思っています。
息子を小児ぜんそくにさせないために、これからもお掃除と環境整備をがんばっていきます(^^)
アレルギーっ子がいる家庭でのお掃除や環境整備についての記事です
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→意外と知らない?ダニ・ハウスダストを有効に取り除くお布団の干し方とは
→布団を干すだけではダメ!!ダニの除去は干した後のケアが重要です
→知っておきたい!ダニ・ハウスダストをためない家具選び
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