布団を干すだけではダメ!!ダニの除去は干した後のケアが重要です
お布団をダニの好む環境にしないためには、こまめに干すことが大切です。
しかし、布団を干すだけでは実は不十分。
ダニやハウスダストをお布団から取り除くには、布団を干した後のお手入れも非常に重要なのです。
では、お布団を干した後はどのようなケアが必要なのでしょうか・・・?
お布団を干すだけではダニやハウスダストは取り除けない
「お布団のダニは干せば取り除ける!!」
そう誤解されている方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。
しかし、これは大きな誤解です。
お布団を干すだけでは、ダニはお布団の外に出ていってはくれません。
それどころか、お布団を干すことによって逆にダニやハウスダストが表面に浮き出てしまう恐れがあるのです。
もしそのお布団にダニ(ハウスダスト)アレルギーの子が寝てしまったら、スヤスヤと寝ている間にも口や鼻からたくさんのアレルゲンを吸い込んでしまい、アレルギー症状を起こす恐れがあります(@Д@;
ですので、お布団は干すことと同様に、干した後のケアもとても重要なのです。
今回はお布団を干した後のお手入れについて書いていこうと思いますヾ(@⌒ー⌒@)ノ
布団たたきで叩くのは絶対にNG!
昔はよく布団たたきでお布団をパンパンと力強くたたくお母さんの姿を見かけたものですね^^しかし、布団たたきでお布団をはたくのは、実は絶対にしてはダメな行為!
布団たたきでお布団を叩くと、布団の中のダニの死骸やフンを砕いて拡散させてしまうことになります。おまけに布団の中綿も傷めてしまうことにも・・・。
でも、布団たたきでお布団をたたくとホコリのようなものがたくさん出てくるので、なんだか中のダニの死骸やハウスダストが出て行ってくれてる気がしますよね。。。
何を隠そう、私も数年前まではパンパンパンパン叩いて、中のホコリを出そうとしてました。
しかし、実はあれ、ダニや埃ではなくて、布団をたたくことによってちぎれてしまった中綿の繊維なのだそう(T_T)ガーン
お布団ケアのプロの方の間では布団叩きが厳禁なのはずっと前から常識なんですって。
・・・でも、"布団たたき"って今でも普通に売ってあるし、普通に使ってるという人も意外と多いんじゃないでしょうか?
もし布団たたきを使いたい場合は、お布団を取り込む前に表面のチリやホコリを軽く払う役割程度に使うのがいいそうです(*^O^*)
取り込んだら必ずお布団の表面に掃除機をかけよう
先ほども言った通り、お布団を干しただけではアレルゲンは取り除けません。
それどころか、逆にダニの死骸やフンが布団の表面に浮き出てくる可能性もあります。
このようなことを防ぐために、お布団を取り込んだ後は、必ず布団の表面に掃除機をかけましょう。
裏と表両方に掃除機をかけることが大切です。
梅雨などでお布団がまったく干せないときは、この掃除機がけをするだけでもアレルギー対策になりますので、できれば週に1回はすることをおすすめします。
わが家は、雨や花粉・PM2.5が多くてお布団が干せないとき用に、最近お布団専用掃除機の「レイコップ」を購入しました。(レイコップに関してはまた別の記事で改めて詳しくレビューしていきたいと思いますので、お楽しみに^^)
お布団にどんなに丁寧に掃除機をかけても、繊維の奥に入り込んでしまったダニを完全に取り除くことは正直難しいです。しかし、お布団の表面のダニやハウスダストを取ってあげるだけでも、アレルギーっ子の症状は随分と軽くなります。
うちの息子も、お布団に入念に掃除機をかけた日は夜間の咳や鼻水が少ないことが多いです(^_^)
取り込んだ布団はすぐに押入れに入れない
「取り込んだお布団はすぐ押入れに片付けたい」という方も多いかもしれません。
わかります。
だって、取り込んだお布団を部屋に置いたままにしておくと、子供って絶対そのお布団にダ~イブ!しますよね(え?もしかしてうちだけ?ヾ(;´▽`A``)!
天日干ししたお布団はしばらく温かいです。
もし、この状態のままお布団を押入れに入れてしまったらどうなるでしょう?
再び温かいところが好きなダニの楽園を作ってしまうことになります。
取り込んだお布団はしばらく部屋に置いたままにして冷ましてから押入れに入れましょう(*^^*)
おわりに
以上、お布団を干した後のお手入れのポイントでした。
これらのポイントを押さえて、干した後のお布団のケアをするだけでも、アレルギー症状の出方がずいぶんと軽くなることがあります。是非参考にして、清潔なお布団ライフをお子さんに与えてあげてくださいねo(*^▽^*)o
私もこれからもお布団のケア頑張っていこうと思います♪
まとめ
- 布団を干すだけではダニやハウスダストは取り除けないので、干した後のケアが大事
- 布団たたきはダニの死骸やフンを砕き広げるので絶対にNG!
- 取り込んだ布団には必ず掃除機をかけて、表面のダニやハウスダストを取り除く
- 取り込んだ布団はすぐに押入れに入れず、しばらく放置して冷ます
ダニ・ハウスダストを防ぐためのお布団の正しい干し方についての記事はこちらをご覧ください→ダニ・ハウスダストを有効に取り除くお布団の干し方とは?
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