ダニ(ハウスダスト)アレルギー対策:お掃除の仕方
ダニ(ハウスダスト)アレルギーの対策で一番大切なのはなんと言っても掃除!!
アレルギー症状を軽くするための効果的な掃除の仕方についてまとめました。
一番大事なのはやっぱり掃除!!
アレルギーの症状には色んなものがあります。
アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性気管支炎、ぜんそく…
症状はそれぞれ大きく異なりますが、これらの根本的な改善方法は基本的に共通していると言われています。
その改善方法のひとつとして家庭でできるのが「掃除」です。
もちろんダニ(ハウスダスト)アレルギーの対策としても、掃除はとても大切なことです。
というか、一番大切なことと言っても過言ではないかもしれません。
息子のダニ(ハウスダスト)アレルギーの数値が検査の度にどんどん上がっていくことを危惧して、アレルギー科の先生に「対策として今何をすればいいですか?」と聞くと、
いつも即答で
「掃除と環境整備です」
と返ってきます。
また、アレルギー関連の本などを読んでも、「アレルギーっ子のママはお掃除好きになりましょう」という文章を頻繁に目にします。
それぐらいアレルギー症状の改善には掃除が大切なのです。
では、どのような掃除の仕方がアレルギー症状を改善するのに効果的なのでしょうか?
実際にお掃除の仕方について見ていきましょう。
床掃除の仕方
床は1㎡あたり1分ほどかけてじっくりと掃除機をかけるのが理想です。
テレビの後ろやベッドの下などはハウスダストがたまりやすいので忘れずに掃除機をかけましょう。
一般的に畳よりもフローリングの方がダニやハウスダストは少なく、アレルギーっ子が過ごす環境としては適しているのですが、フローリングはハウスダストが舞い上がりやすいという特質があるのでお掃除の仕方にはちょっと注意が必要です。
フローリングはまずぞうきんがけをしてから掃除機
フローリングは掃除機の排気で床表面のダニやハウスダストが舞い上がりやすい特質があります(このような舞い上がりを防ぐためには排気の少ない掃除機を選ぶ必要がありますが、掃除機の選び方に関しては別の記事を用意していますので、そちらをご覧ください→ハウスダスト対策にはどんな掃除機を選べばいいの?)。
ですので、必ず掃除機をかける前にぞうきんがけをします。
学校の掃除の時間に「ほうき係が掃いた後にぞうきん係が拭く」という掃除方法を教えられているので、日本人の多くは「仕上げに雑巾がけ」派が多いかと思います。
私もアレルギー科の先生に正しい掃除方法を教えてもらうまではそうしていました(=v=)
家具のほこりを拭くのも忘れずに
フローリングの雑巾がけのついでに家具の上のほこりを拭くのも忘れないようにしましょう。
家具の上のほこりって1日~2日ほっといただけでも結構たまってしまいます。
雑巾ではなく、ハンディモップを使ってもいいでしょう(ただしハンディモップの場合、ホコリの舞い上がりが多少気になるかもしれません)。
掃除機にホコリを吸い取る用の小さめのブラシが付いている場合はそれを使うのも手です。
うちの場合は掃除機のブラシと雑巾の両方を場所によって使い分けています♪
ちなみにうちで愛用している掃除機はこちらです(^^)↓
家具の中でもテレビ台は子供の手の届きやすい高さにあります。
ここにほこりが溜まったままにしておくと、子供が一気にダニやハウスダストを吸い込んでしまうことになるので忘れずにお掃除してくださいね♪
さて、ここまでお掃除の大切さとその方法について書いてきましたが、そもそもこのお掃除はどれぐらいの頻度ですればいいのでしょうか?
何日に一回掃除すればいい?
アレルギー対策のお掃除は何日に一回すればいいのしょうか?
理想は毎日です。
息子にダニ(ハウスダスト)アレルギーがあるとわかったときに、アレルギー科の先生からお掃除と環境整備について詳しく指導があったのですが、そのときにこう聞かれました。
「お掃除(掃除機がけ)は何日に一回してますか?」
私は「3日に一回くらいです」と答えたのですが、
これからは毎日かけてください
と言われちゃいました(>▽<;;
・・・とはいえ、子供が小さいときの掃除機がけは至難の業
でも、毎日かかさず掃除機かけるのって意外と難しいんですよね。
共働き家庭の場合だったりすると、特に難しいと思います・・・(;´д`)
出勤前は自分の身支度や子供の園の準備で大忙し、帰ってからは夕ご飯、お風呂、寝かしつけ…、と掃除機かける隙なんてありゃしない。
マンションや住宅が密接している環境では、早朝や夜遅くに掃除機をかけるのもご近所迷惑だし…。
「◯◯ちゃんもするー!!」攻撃との戦い。そして・・・
また、専業主婦家庭の場合でも、子供が幼稚園や保育園に通うようになるまでは子供を見ながら掃除機かけなくちゃいけないから一苦労!!
子供って一定の年齢になると、「○○ちゃんもするーー(>□<)♪」と言って自分も掃除機かけたがるんですよね(;´Д`A ```
うちも、子供が小さい頃は、全部屋掃除機かけるのに1時間近くかかった、なんてこともよくあったものです(笑)
でも、毎回掃除に1時間もかけてられるほど主婦は暇じゃありません!!
そんな中、私は、毎日息子と格闘しながら掃除機をかける日々の中で、ついに「○○ちゃんもする~!!」攻撃を回避する裏技(?)を発見!
色々試行錯誤した結果、一番効果的だったのは、"息子専用の掃除機"を用意してあげることでした。
専用の掃除機と言っても、もちろん本物の掃除機ではなく、クイックルワイパーの棒の部分を短くしてゴッツン防止用に先端にボールを付けただけ(笑)という恐ろしく簡易的なものなんですが、これが以外にも子供に好評(?)で、これを与えておくとしばらくは本物の掃除機には触らずに私の横で自分もなんちゃって掃除機がけをしてくれていました(笑)
息子はなぜかこれを「ハリーポッターの杖」と呼び、かなり喜んでいましたw
そんなこんなで私も先生のアドバイスに忠実に従って、毎日の掃除機がけの日課を一人でこなしていました。
しかし、平日は仕事をしながら合間を見つけて、そして休日はあり余るパワーの2歳児を相手しながら毎日掃除機がけをする日々。。。
しばらくはなんとか頑張って続けられていたのですが、あるとき心身ともに心底疲れきっている自分に気づきました。
そして、思ったこと・・・
そこで、私は自分なりのルールを作ることにしました。
自分なりのお掃除のルールを作る
お掃除に対して「絶対毎日」と考えると疲れてしまいます。
心が疲れてくると子供や周りの人に対してきつくあたってしまうなど、あまりよくない状況もでてきてしまいます。
そうなると益々、自己嫌悪→落ち込むという悪循環の渦に飲み込まれかねません。
なので、私は「なるべく毎日、でも毎日できなくても全然OK」という発想に切り替えました。
そして次に、お掃除をする部屋の優先順位を決めました。
- 寝室
- リビング(子供が遊ぶ場所)
- キッチン
- 出入りはするものの余り滞在しない和室
- 仕事部屋
子供が過ごす時間が長い部屋から順に最低限のスペースだけを掃除
上記の優先順位を踏まえて、私はお掃除の大まかなスケジュールを作りました。
忙しくてちょっとしか時間がないときは寝室だけを。
もうちょっと時間があるときにはリビング(子供が遊ぶ部屋)やキッチンまでがんばって掃除機をかける。
そして、旦那さんや両親が子供を見てくれる機会などには子供があまり出入りすることのない和室と仕事部屋まで掃除機をかける。
このルールに沿って掃除機がけをするようになって、私の心の負担は劇的に軽くなりました。
また、何でも自分だけでやろうとせず、夫にも掃除機がけをお願いすることで、負担を大きく減らすことができました。
アレルギー対策のお掃除、ママだけで背負いすぎないで
昔のように、おじいちゃんおばあちゃん、ひいおじいちゃんひいおばあちゃんまで同居して、しかも近所の人まで子供の面倒を見てくれていた時代とは違い、核家族化の進んだ現代では夫婦だけで育児と家事をこなさなければいけません。
だから、アレルギー対策はママだけでなくパパの協力も必須です!
アレルギーの子供を持つパパさんにも是非アレルギー対策のお掃除の仕方を習得してもらいたいですね(^^)
うちの場合は、旦那さんが掃除機かけた方がすみずみまできれいになることもあり(単に私が大雑把なだけかもしれませんが…)、休みの日には掃除機かけをお願いするようにしています(人´∀`)
もちろん、お休みの日に頑張ってくれたパパに対して、「あなたがかけると私がかけるよりもきれいになるわ~」とフォローは忘れません(笑)
アレルギー対策のお掃除をママだけでこなすのはまず無理なことです。
だから、ママは「子供のために自分がちゃんとお掃除しなきゃ!!」と気負い過ぎずに、パパやまわりの人もどんどん巻き込みましょう。
そして、家族や親戚など周りにいるみんなで子供のアレルギー対策をする。
これが本当の理想の形なんじゃないかなとハウスダストと戦う日々の中で私は考えるようになりました。
まとめ
○ダニ(ハウスダスト)アレルギーの症状改善としてできる第一の対策は“掃除”
○床の掃除機がけは1㎡あたり1分ほどかけてじっくりと
○フローリングはアレルゲンが舞い上がりやすいため、雑巾がけをしてから掃除機をかける
○家具のほこりを拭き取るのも忘れずに
○アレルギー対策の掃除は毎日するのが理想
○毎日掃除するのが無理な場合は掃除する場所の優先順位を決めて無理のない程度に
○掃除はママだけで気負いすぎずにまわりの人にも協力してもらう
日々のアレルギー対策大変ですが、あなたも自分ルールを作って頑張ってみてください(^^)
共に乗り切りましょうね(=⌒▽⌒=)
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