アトピー,夜,かゆみ

実践!子供のアレルギー対策研究室

なんとかして止めたい!アトピーっ子の夜のかゆみ・夜泣き対策!

読了までの目安時間:約 7分

 

アトピー 夜 かゆみ

 
夜中に子供が肌を掻きむしって大変!

アトピーっ子のお母さん・お父さんなら誰もが抱える悩みですよね。

私も夜中に息子のボリボリボリと肌を掻く音でハッと目が覚めることがあります(昨夜もでした(^_^;))。

掻くと更にアトピーが悪化してしまうし、夜中に子供のかきむしりに付き合うパパ・ママも寝不足になってしまうし、何より痒がって眠れない子供自身がかわいそう…。

どうにかして止めてあげたいですよね!

今回はアトピーっ子の夜の痒みの原因と対策について書いていきます。

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お風呂の後とお布団の中で痒がるのはなんで?!

お風呂に入った後やお布団の中に入った途端、痒がって体中をかきだすアトピーっ子は多いものです。

 
お風呂に入ったり、お布団の中で眠る準備をしているときは体温が高くなり、かゆみを感じやすくなるのです。

 
「かかないで!」と注意しても、子供のかきむしりを止めるのはなかなか難しいもの(というか、注意すると子供って余計にかきむしります(^_^;))。

かゆみは大人でもなかなか我慢できないですよね。
子供ならなおさらです。

「かかないで!」とイライラするよりもかゆみを少しでも少なくする工夫をしましょう。

お風呂の後、寝る前にかゆみを少なくする工夫を

 
●パジャマ

汗を吸い取りやすいゆったりしたパジャマを着させる。
素材は綿がいいです。
子供は体温が高いので、厚着をさせすぎないように。
大人だと「ちょっとこれじゃあ寒いかなあ?」と思うくらいの薄着でも子供にはちょうど良かったりします。

●寝入りばなの寝具は薄めに

寝入りばなは体温がぐんと上がるので、布団が暑いとかゆみが増してしまいます。
夏ならタオルをお腹にかけるくらいでOK。
冬は寝入りばなだけ薄めのふとんをかけてあげて、寝て2~3時間経ったところで暖かい布団にかえてあげる工夫をするとかゆみを抑える対策になります。

●就寝の直前にお風呂に入らない

眠る直前にお風呂に入ってしまうと、お風呂で上がった体温が下がりきれないままお布団に入ってしまうことに。
体がホカホカの状態で眠ってしまうと、アトピーのかゆみが出てしまいます。
夜は色々とスケジュールがあり大変だと思いますが、お風呂はできれば眠る1時間半以上前に入っておくと掻きむしって泣く機会も少し減ります。

痒がって夜起きる、夜泣きする!対策は?!


アトピー 夜泣き 対策
上記のような工夫をしていても、かゆがって起きてしまったり、夜泣きしてしまったり、ということはどうしてもあります…。

そういうときの具体的な対策を書いていきます(^^)

赤ちゃんの場合

赤ちゃんの場合は、お母さんやお父さんが抱っこして安心させてあげることが一番だと思います。

まだ授乳中の赤ちゃんの場合は痒がっているときに、おっぱいを飲ませてあげると痒みを忘れて眠ってしまうことも多いです。

うちの息子の場合は、このおっぱい作戦でほとんど乗り越えました(^^)

まだねんね期の赤ちゃんの場合は、ミトンを付けてあげると爪で肌に傷つけるのを防止することができます。
ただし、起きている間もミトンを着けていると手の動きの発達を妨げることになるので、夜寝ている間だけに限りましょう。

幼児の場合

①薬を塗ってあげる

子供がかゆがっている箇所に薬を塗ってあげると、瞬時に掻くのをやめてもう一度寝てくれることがあります。
実際に痒みがひく場合もあるのかもしれませんが、ある程度大きくなったら「お薬を塗ったからもう大丈夫」という安心感が湧いて、精神的なものから痒みが落ち着くという作用もあるんじゃないかなと私は思っています。

②パパ・ママがかいてあげる

子供がかきむしっている場所をパパ・ママが代わりにかいてあげるのも効果的。
このとき、絶対に爪で掻かないように注意しましょう!
爪を立てて掻くと、肌にキズがついてますます痒がる可能性が。

掻かずにさすってあげるだけで安心して寝付く子もいます。
アトピーっ子は本当に痒くて掻いている場合もありますが、不安だったりやパパ・ママの気持ちを自分に向けたいときにかきむしるということがよくあるのです(かきむしるという行為が夜泣きの延長にあるような感じです)。
肌をさすりながら、「大丈夫だよー」と声をかけてあげるだけでも十分なケアになるときがあるのです。

③冷やす

肌を保冷剤や冷たいガーゼなどで冷やしてあげると痒みがおさまる子もいます。
ただ、この方法が通用する子は少数派かもしれません。
嫌がって払いのける子の方が多いかと思います(^_^;)
夜のかきむしりがひどいときに一度試してみて、有効かどうかチェックしてみてください(^^)

④体温を下げてあげる

お布団やパジャマが暑すぎてかゆみが増している場合も。
子供の背中が(おでこではなくて背中というのがポイント)しっとり汗ばんでいたら、薄い布団に替えてあげたり、うちわであおいで体温を下げてあげてください。

 
夜のかきむしりやひっかきはアトピーっ子のお母さん・お父さんにとって切実な問題…。

「これだ!」という方法が見つかるまで試行錯誤しなければいけないと思いますが、お子さんのかゆみが少しでもおさえられる方法が見つけられるように祈っています!

 

   

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