卵アレルギー,食品,含まれる量

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色んな食品の卵の含有量をまとめてみました。

卵アレルギーのお子さんをお持ちの方は参考にされてみてください(^^)

「どれだけの卵が含まれているんだろう？」

　
数ヶ月前、私のうっかりミスで（うっかりミス多すぎ(^_^;)）息子に卵が含まれているウィンナーを食べさせてしまったことがあります。

　
いつも生協で注文している卵が含まれていないウィンナーがあるのですが、パッケージがほぼ同じで商品名だけが違う商品が載っていたので私が間違って注文してしまったのです。

生協のカタログには商品ひとつひとつにアレルゲン表示がしてあるのですが、「いつも買っている商品だから大丈夫！」という油断が私の心の中に無意識にあったんだと思います。

「除去食は慣れてきた頃に思わぬ誤食をさせてしまうこと結構多いよー」というママ友の言葉は本当だなーと思いました。

　
幸い、このときは息子がウィンナーを一口かじった時点で「このウィンナーお口が気持ち悪い」と吐き出してそれ以上は食べなかったので、口のまわりがうっすら赤くなり小さな蕁麻疹が少しできたくらいで緊急用の薬も飲まずに症状はおさえることができました。

　
後日、かかりつけのアレルギー科の先生にこのことを話したところ、先生はこんなことをおっしゃいました。

　
「ウィンナーを一口噛んですぐに口の中の気持ち悪さを感じたということは、まだまだちゃおず君の卵アレルギーは強そうですね。

ウィンナーの中に含まれる卵の量は１本全体でも0.01g程度ですからね」

　

どの食品にどれだけの卵が含まれているのか知っておこう

　
先生のこの言葉を聞いて、私は気づきました。

「どの食品が抗原性が強くて、どの食品が抗原性が低いのかは把握していたけれど、それぞれの食品にどれだけの卵が含まれているかについては調べたことがなかったなあ」

　
そこで、先生に食品中の卵の含有量について教えて頂きました。

　

抗原の強さの段階は同じでも含有量は結構違う

　
卵が含まれる食品でもっとも抗原性が低いのは固ゆでの黄身や食パン、天ぷら粉など。
除去食が解除されると、最初はこの辺りから少しずつ摂取していくことになります。

そして、抗原性がやや強いカステラ、ハム・ソーセージ、練り製品などに段階を踏みながら除去を解除していきます。

→食品別アレルギーの強さと段階【卵アレルギー編】

　
上のリンク先の卵製品のアレルギーの強さの段階をまとめた記事を見て頂くとわかるのですが、例えばハムとはんぺん（練り物）は同じ「やや強い」というくくりですが、卵の含有量を見てみると結構差があるんですねー。

ハムは15g中に0.2～0.5gなのに対し、はんぺんは50g中に12g（15gに換算すると3.6gということですね）と結構多めに含まれています。

もちろん、メーカーによって含有量は変わってくると思いますので、上記に書いた含有量はあくまで目安ですが、除去食の解除を進めていく際にひとつに参考にされては、と思います(^^)

　
ちなみに、卵の抗原性が「弱い」とされる食品の卵の含有量が「やや強い」に分類されるものより多い場合があり「どうして？」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、卵は加熱の有り無し、または加熱の時間、また卵黄や卵白の分量比（一般的に卵黄より卵白の方が抗原として強い）などでもアレルゲンとして強い弱いが決まりますので、除去食を解除していく際には含有量だけにとらわれずに、抗原性の高さの段階を基準として先生の指導のもとに行ってくださいね(^^)

→卵黄と卵白、加熱の有りなしでもアレルギーの強さは変わる

 

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