盆菓子に卵?!卵アレルギーの子が気をつけなければいけないお盆の料理
今回はお盆に関連する料理で卵アレルギーの子が注意しなければいけないものをピックアップしました(^^)
意外なものに入っている!お盆に関連する卵を含む料理
もうすぐお盆ですね!
お盆休みはおじいちゃんおばあちゃんの家に帰省し、親戚で集まってみんなで賑やかに食事をする機会も多いかと思います。
そこで、今回はお盆に卵アレルギーの子が気をつけなければいけない料理をまとめてみました。
「えっ!?これに卵が入ってるの?」と思うような意外なものもありますので、よく覚えておいてお盆中にお子さんにアレルギー症状が出ないように気をつけましょう。
えっ!?盆菓子ゼリーに卵が入ってるの?!
お盆が近づくと、お店にはお供え用の「盆菓子」が並びます。
盆菓子として有名なものと言えば落雁(らくがん)がありますが、もうひとつよく見かけるのが「盆菓子ゼリー」。
実はこれに卵が含まれているんです。
しかも卵白なので、抗原性が高く非常に注意が必要です。
お菓子の中でも、焼き菓子などは卵が含まれることが比較的容易に予想がつくのですが、このような半生のゼリーに卵が使われているのは知らない人が多いと思います。
卵が含まれているとは思わずに、おじいちゃんおばあちゃんがお子さんに食べさせてしまった!なんてことがないように、事前に伝えておきましょう。
また、盆菓子のゼリーは果物やお花など子供が喜びそうなかわいい形なので、知らないうちのお子さんがパクっと食べちゃうこともありえます。
お子さんの前では隠しておくか、パパかママが目を離さないようにして誤食を防ぎましょう。
焼き肉屋さんでの注意点!「卵」を含む肉がある??
お盆は親戚で集まって、ご馳走を食べに行くという家庭も多いでしょう。
アレルギー情報がネットなどで公開されている飲食店なら安心なのですが、アレルギー情報がなく、しかも一見すると卵とは無関係そうなものに実は卵が含まれているということがあるので注意が必要です。
まず、ご馳走といえば「焼き肉」!
(「焼き肉」という言葉を打っただけでよだれがでましたw)
「肉」と「卵」、一見無関係に思えるのですが、焼き肉屋さんで卵アレルギーの子が注意しなければいけないお肉があるんです…。
それは、「柔らか加工」や「霜降り加工」と表記されているステーキ肉。
いわゆる「成型肉」と呼ばれるもので、「やわらかいのでお子さんでも食べやすい」などとメニューに書かれていることもあって、お子さん用に注文される方も多いかと思います。
しかし、このような成型肉には肉を結着させるために添加物として卵が使われている場合が多いです。
(小麦が使われている場合もありますので、小麦アレルギーの子もご注意ください)
メニューを見ただけでは、卵が含まれているかどうか判断しかねる場合は注文する前に店員さんに確認するか、用心のため注文を避けられることをおすすめします。
中華料理店での卵アレルギーの落とし穴
また、中華料理でもパッと見では卵が含まれているかどうか判断できないものがあります。
ここからは私の経験談です。
あるとき、親戚一同で中華料理を食べに行きました。
その中華料理屋さんはネットでアレルギー情報を公開していたり、メニューにアレルギー表示の表記などがなかったため、私は息子用にお弁当を持参していました。
しかし、みんなが食べているものに興味を持った息子があるメニューをどうしても食べたいと言い出しました。
その料理は野菜、エビ、イカ、銀杏などを炒めて味付けしてあるもの。
パッと見は具にも味付けにも卵が使われている感じはまったくありませんでした。
「でも、万が一のことがあったら恐いし、聞くだけタダだしね…」
と思い、店員さんに「卵は使われていませんよね?」と聞きました。
店員さんの答えは意外なものでビックリ。
「全体の味付けや具には卵を使っていませんが、エビとイカにだけ炒める前に卵を絡めています」
魚介の臭みを取るためか、より美味しくするためのことなのか料理下手な私にはわからないのですが、中華料理ではこのような調理をすることが結構多いのかもしれません。
見た目で「まあ、大丈夫だろう」と思わずに必ず確認されることをおすすめします。
誤食に気をつけて楽しいお盆休みを過ごしたいですね(^^)
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