子供 アレルギー

実践!子供のアレルギー対策研究室

卵アレルギーの除去食と代替品を知っておこう!

読了までの目安時間:約 7分

 

卵アレルギーの除去食と代替食品・料理についてのお話しです。

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卵アレルギー、何を除去すればいいの?

病院での検査や問診の結果、「先生が卵を食べさせない方がいい」と診断した場合、卵を除去する食生活が始まります。

いわゆる除去食ですね。

 
でも、一言で「卵を除去する」と言っても具体的にどんな食品や料理を除去すればいいのでしょうか?

卵ってほんと色んな食品に含まれているのでなかなか難しいんですよね・・・。

私も、息子の卵除去生活が始まり、原材料表示やアレルギー表示をじっくり見るようになってからというもの

「へ~、卵ってこんなものにも入ってるんだー」

といまだに関心(?)する日々を送っています( ̄∇ ̄;)

では、実際にどんなものに卵が含まれているか具体的に見てみましょう。

卵が使われている料理・食品例

  • 目玉焼き
  • 玉子焼き
  • オムライス
  • 茶碗蒸し
  • シューマイ
  • 春巻き
  • など

卵を使ったお菓子・スイーツ例

  • ケーキ
  • ホットケーキ
  • ビスケット
  • アイスクリーム
  • プリン
  • ババロア
  • ミルクセーキ
  • 菓子パン
  • 卵をぬったせんべい
  • など

卵が入っている加工品例

  • ウインナー
  • ちくわ・かまぼこなどの練り物
  • ハム
  • など

つなぎや甘みづけとして入っているものの例

  • ラーメン
  • うどん
  • 食パン
  • など

衣や衣付けに卵が含まれるものの例

  • てんぷら
  • フライ
  • コロッケ
  • パン粉
  • など

調味料の例

  • マヨネーズ
  • ソース
  • ドレッシング
  • など

このように書き出してみるとかなりの食品に卵が使われていることがわかりますね・・・^^;

こうやってみると、『ほとんど食べられないじゃん!』って気がしてきちゃいますが、全然そんなことはありません。

むしろ工夫次第でここに書きだしたものは、ほとんどが食べることができるんですよL(´▽`L )♪

何が代替品になるの?

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それでは実際に卵が使われている料理の代替となるものを書いてみます。

オムライスも作れる?

まずは、子供が大好きな玉子焼きオムライス・・。

「えー?本当に卵なしで作れるのー?」

と思われた方も多いと思いますが、これ、代替食品を使えば簡単に作れちゃうんです(^^)

「米粉」
や「じゃがいも」などを卵生地の代わりにし、「とうもろこし粉」「かぼちゃ」で黄色い色をつけてあげれば"なんちゃって卵料理"の完成です(^^)

もちろん味はちょっと違いますが、見た目はかなりそっくりに作ることが可能です。

もし、幼稚園や小学校に入ってからも酷いアレルギーを持っている場合、場合によっては給食が食べられないということもあるでしょう。

そんな時は、こういった擬似卵料理をお弁当として持参することで、周りの子たちと同じものを食べることができます(もちろん中身は違います)。

卵を使わない食品も意外と多い

それからお菓子については、もともと卵を使わないビスケットやプリンがすでに販売されています。

例:ビスコ(グリコ)、なめらかプリン(雪印メグミルク)など

 
生協のカタログ等には"卵を使わないで作れるケーキミックス"なんかも頻繁に載っていますので、チェックしてみられると良いですよ^^

ウインナーも卵を使っていないものがスーパーで手に入りますし、

例:日本ハムの「みんなの食卓 あらびきウインナー」など

 
ラーメンやうどんについては、"つなぎ"として卵が使われている商品やお店もありますが、色々な飲食店を調べてみたところ、卵を使っていない麺を使用しているお店の方がむしろ多いです。

例:丸亀製麺、リンガーハットなど

 
揚げ物に使うパン粉なども、卵が入っていないものを普通にスーパーで入手することができます。

冷凍モノやお惣菜コーナーのコロッケ、フライなんかも、しっかりと表示を確認すれば、卵を使わずに作ってあるものはたくさんあります。

衣付けも卵の代わりに牛乳などを代用すればOKです(^^)

今は"卵を使わずに作った子供用のマヨネーズ""おこのみソース"もありますので、トイザらスや西松屋など子供向けのお店に行った際にチェックしておくとよいでしょう。

※上記で紹介した商品やお店は、生産ラインや同じ店内で卵を使用している場合がありますので、重度のアレルギーをお持ちの方はご自分の目でしっかりと確認されてください。

さいごに

いちいち原材料表示をチェックしなければいけないのはとても大変ですが、「卵を除去しなければいけないから息子に食べさせてあげられなかった」ものって正直あまりない気がします。

 
今はアレルギー対策に対してとても積極的な社会ですし、高カロリーやコレステロールを気にする方も増えたので、卵を使わない商品もどんどん増えていますね。

卵アレルギーの子供を持つ親としては非常に助かる時代だなあと感じる今日このごろです(*´∀`*)

「卵が使われている商品やお店」「卵が使われていない商品やお店」をメモしておくと、いざというときにとても立ちます。

具体的には、「商品名」、「会社名(お店)」、「価格」、「どこに売ってあるか」といった情報をメモしておくと良いですよ。

最初はどの商品に卵が入っていてどれが入っていないかを良くチェックしなければならず、かなり面倒ですが、一度リストを作っておけばあとでものすごく便利なので、是非、あなただけのオリジナルメモを作ってみてください(^^)

 

   

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