子供や赤ちゃんのアレルギーの血液検査はどんな方法で行うの?
子供の血液検査ってどんな風にするの?
どんな方法で採血するの?
血液検査の流れをまとめてみました。
泣かない?!暴れない?!どんな方法で血液検査するの?
アレルギーを起こす原因(アレルゲン)を調べることができる検査の中で最も代表的と言えるのが血液検査。
子供や赤ちゃんから採血して、アレルゲンと疑われる物質に対しての特異IgE抗体の量を調べる検査です。
しかし、採血となると、色んな疑問が湧いてきますよね。
大人の場合と同じように座って採血するの?
痛くて暴れないかな?!
ひどく泣くってほんと!?
パパ・ママは色々と心配になっちゃいますよね!
そこで、今回は血液検査の方法についてまとめてみました。
まずは採血の仕方についてです。
大人の場合と違って、赤ちゃんや子供は採血の途中で痛がって暴れてしまうことがあります。
そこで、そのような危険を避けるために、片手だけを出して、全身はタオルや布なので肩から足先までくるんでしまいます。
血液検査は採血の痛みで泣く子が多いですが、全身をぐるぐる巻きにされた恐怖感で、針を刺す前から泣いてしまう子もいるようです(^_^;)
②腕をゴムでくくり血管を探す
血管を浮かせるために、二の腕をゴムバンドでくくり、血管を探します。
赤ちゃんの血管は細いので、探すのがなかなか大変だそうです。
③注射針を入れて採血します
腕に注射針を入れ、採血します。
針を入れた瞬間は、意外と他のことに気を取られていて(壁に貼ってあるキャラクターのポスターとかに)泣かない子も多いようです。
うちの息子もいつもこの時点ではニヤニヤ笑っていると看護師さんに聞きました(笑)。
14項目のアレルゲンの特異的IgE血を調べるには約4mlの血液が必要と言われています。
子供の血管は細いため、採血に結構時間がかかります。
採血の途中からだんだんと子供の泣き声がヒートアップしてきます(^_^;)
腕はしっかりと看護師さんが固定してくれています。
④針を抜いて止血
注射針を抜いて、絆創膏を貼って採血は終了です。
採血の間、パパ・ママは別室で待機するパターンが多い
さて、子供が採血されている間ですが、パパ・ママは別室(待合室)で待機することになります。
子供が採血している横に親御さんに居てもらう病院もありますが、最近では別室で待ってもらう病院の方が多くなってきたようです。
採血中に、子供が泣いてパパ・ママの方に行こうとするため、危ないので別室にいてもらうという理由もありますが、実はこれにはもっと深い理由があることを病院の先生からお聞きしました。
小さな子どもにとって採血はかなりの恐怖体験です。
だから恐怖で泣いている横に親がいると、
「パパ!ママ!僕が(私が)こんな痛い思いしているのに、なんで助けてくれないのーーー?!」
と親を責める気持ちが生まれてしまうため、採血の間は別室にいてもらって、採血が終わってから駆け寄って抱っこぎゅーをしてもらうようにしているんだそうです(先生や看護師さんはある意味悪者役なんだそうです(^_^;))。
だから、「小さな赤ちゃんが採血されて泣いているのに、親を横にいさせてくれないなんて悪い病院だ!」なんて誤解しないでくださいね(^^)
採血中、ものすごく泣くの?!
採血の方法を聞いたら、ほとんどのパパ・ママがこう思うかもしれません。
「めちゃくちゃ泣くよね?!」
私も初めて息子に血液検査を受けさせることになったときに、アレルギーっ子の先輩ママ&パパに
「かなり泣き叫ぶから覚悟しといてね!」
「待合室で子供の泣き声を聞きながら私が泣いてしまってるよ」
「うちの子は泣きすぎて吐いちゃったよ」
など色んな体験談を聞いていて、かなり緊張してしまいました。
結果、どうだったかと言うと、
たしかにすごく泣きました。
最初は普通の泣き方だったのですが、泣き方が徐々にヒートアップして大声で泣いていました。
でも、すごく泣きましたが、正直言って思っていたほどではありませんでした(笑)。
息子がもともとワーワー泣きわめくタイプではなかったからかもしれません。
他にも血液検査を受けている子がいて、その子は狂わんばかりに泣いていたので、その子それぞれで個人差があるかもしれませんね。
「血液検査はアレルギーを治すためにするもの」と子供に教える
血液検査は子供にとっては心身ともに負担かかるものだと思います。
だから、是非お子さんには「痛いけど、アレルギーがよくなるためにすることだからね」と説明してあげてください。
1歳台のときは、もちろんそう言ったところで理解できないと思いますが、それでも子供に「健康になるためにする」と伝えることは大事だと思います。
私も、「わからないだろうな~」と思いながらも、初めての検査のときからその言葉を息子に言い続けていました。
そうしたら、不思議なことに2歳を過ぎたあたりから、採血中も息子がまったく泣かなくなりました。
一番最近受けた血液検査のときには、採血が終わったあとに「ちゃおずちゃん、アレルギーよくなるためだからね」と言っていて、ちゃんと伝わっていることを実感しました。
血液検査はパパ・ママにとっても子供にとっても、毎回ドキドキなものだと思います。
だけど、アレルギーの対策していく上では避けては通れないものです。
「アレルギーを改善するため!」と自信を持って、きちんと定期的に受けられてくださいね。
私もまだまだ血液検査にはドキドキする日々が続きそうです(^^)
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