アトピーの子の日焼け止め、どんなものを選んだらいい?
夏はアトピーの悪化を防ぐためにも、紫外線対策が重要です。
でも、お肌が敏感なアトピーっ子だけに、どんな日焼け止めを選んだらいいのか迷いますよね。
今回はアトピーの子の日焼け止めクリームの選び方を紹介しようと思います。
アトピー肌の子に向いている日焼けどめの条件は?
今は、色んなメーカーから子供用の日焼け止めが発売されています。
ドラッグストアなどでたくさんの商品を目の前にすると「一体どれがいいのー!?」と迷ってしまいますよね。
私も初めて息子用の日焼け止めを買いに行ったときは、どれがいいのかわからずに結局何も買わずに帰ってきてしまいました(^_^;)
小児科の先生やアトピーっ子のママさんの話を聞いたり、息子にいくつかの日焼け止めを試した結果、最低でも以下の条件が揃っているものがアトピーの子にはおすすめです。
①紫外線吸収剤が入っていないもの
紫外線吸収剤は紫外線をブロックする効果に優れていますが、肌への刺激は強いため、アトピー性皮膚炎のお子さんには不向きなものです。
肌に優しいタイプの日焼け止めは酸化亜鉛や酸化チタンなどの「紫外線拡散剤」が使用されております。
「吸収剤不使用」「ノンケミカル」「紫外線拡散剤使用」などの表記がしてある商品を選ばれることをおすすめします。
②べたつかないもの
これは小さい子には意外と重要な条件かもしれません。
「せっかく肌には合っているのに、ベタベタしていて使用感が悪いから子供が塗るのを嫌がる!」なんて話をアトピーっ子のママさんからよく耳にします。
イヤイヤをしている子供に日焼け止めを塗るのってほんと大変ですもんね(^_^;)
できれば、さらっとしたミルクタイプを選んだ方がそういう事態を避けられそうですね(^^)
③石鹸で落とせるもの
専用のクレンジング剤などが必要な日焼け止めはアトピーっ子の肌には負担が大きいものです。
石鹸の一度洗いでさらっと流せるタイプを選びましょう。
低刺激だからといって、必ずしも肌に合うとは限らない
上記のような条件の日焼け止めは、大体の場合「敏感肌用」「ベビー用」「低刺激タイプ」と表現してあるものが多いです(②の使用感に関してだけは、ベビー用や敏感肌用でもべたつきのあるものがあるので、そこはご注意を!)。
このような日焼け止めは基本的に肌への影響が少ないように作られています。
だからといって必ずしもその子の肌に合うかといえば、それはまた別問題。
「低刺激」と書かれていても、その子それぞれに合う合わないはやっぱりあるものです。
同じアトピーっ子を持つママから「このクリーム、低刺激でいいよ」と日焼け止めクリームを勧められて使ってみたら、自分の子の肌には合わずにかぶれてしまったなんて話もよく聞きます。
もしできるなら、実際に購入する前にサンプルを使ってみる、他のママ友から少しだけ分けてもらって試し塗りをさせてもらうなどができると一番いいですね(^^)
また別記事にて、私が実際に息子に使ったいくつかの日焼け止めクリームについてレビューしようと思います。
〈2017.4.26追記〉
虫除けにもなるスプレー式の無添加日焼け止めを見つけたので、最近はそれを使っています。
詳しくはこちらの記事で。
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