アレルギーっ子の「どうする」?!お誕生日会などのお祝いの食事
アレルギーっ子の親が一度はぶつかる壁、子供のお誕生日会。
お誕生日会に呼ばれたとき、お誕生日会に招待するとき、
それぞれの解決法をまとめてみました(^^)
お誕生日会はアレルギーっ子のママにとっては大きな問題?!
子供がある程度大きくなってお友達が増えてくると、お友達を招いたお誕生日会を開くようになりますね。
私もお誕生日会大好きでした!
大好きな友達が家にたくさん集まってくれるというだけでもテンションが上がったものです(^^)
実は、お誕生日会はアレルギーっ子のママが一度はぶつかる大問題。
そう書くと「大袈裟な!」と思われる方も多いかもしれません。
しかし、お誕生日会のことで頭を悩ませるアレルギーっ子のママって意外と多いんですよ。
お誕生日会に呼んでもらえない…、招待をいつも断る…
食物アレルギーがある子とない子が一緒にご馳走を食べる場であるお誕生日会では問題が生じてしまうのがどうしても避けられないものです。
「食べ物のアレルギーがあるんじゃあ、何を作ればいいのかわからないのでお誕生日会には呼べない」
お誕生日会を開くお友達のママから、こんな言葉を言われてしまったママもいます。
「うちの子がお誕生日会に行くと、食べ物のことで迷惑をかけるからいつもお誕生日会の招待は断ってる」
と、自分から遠慮してお友達のお誕生日会にお子さんを参加させていないママもいるのです。
でも、お誕生日会は子供にとって、お友達との大切な思い出となるイベント。
アレルギーがあっても是非参加させてあげたいものです。
では、どのようにするのがいいのか、お誕生日会に招待された場合と、招待する場合に分けて書いていこうと思います。
どうする?!お友達のお誕生日会に呼ばれた場合
まずは子供のアレルギーのことを招待してくれたお家の人に必ず説明しておきましょう。
招待してくれたお家の方と携帯の連絡先を交換しておいて、当日何かあったり、食事に関して迷うことがあったらいつでも連絡をしてもらうようにしましょう。
食事は除去食のお弁当を持ち込ませてもらうのが一番安心で、招待してくださった方にも負担をかけないと思います。
お弁当を持ち込ませてもらうことは、招待してくださったお家の方にあらかじめ伝えておきましょう。
「せっかくごちそうを用意してもらうのに、お弁当を持ち込ませるのは気を使う…」と思われるかもしれませんが、アレルゲンの入った食べ物を食べさせてしまって症状が出ちゃった!なんてことになった方がその家の方にご迷惑と心配をかけてしまうことになります。
「せっかくごちそうを用意してもらうのに申し訳ないけど、お誕生日会の途中でアレルギーの症状が出てしまって迷惑かけたらいけないからお弁当を持ち込ませてね」
ときちんと説明すればきっとわかってくれますよ(^^)
お友達みんなでごちそうを食べるのに、一人だけ除去食を食べるなんてかわいそう…と思う方もいらっしゃるかもしれません。
日本は特に「みんなと同じ」にこだわる傾向があります。
でも、ママが「みんなと同じじゃなくてかわいそう」と思っていると、案外とそのマイナスの感情が子供にも伝わってしまうもの。
気にしすぎずに除去食を持たせて大丈夫!
だって、子供ってさっさとご飯を食べて、後はみんなで遊ぶことやプレゼント交換することに夢中だったりするものですから(自分のときもそうだった気がします(^^))。
子供は食事より遊び優先。
ごちそうのことを気にしてるのって意外と親だけだったりするんです。
どうする?!子供のお誕生日会にお友達を招待する場合
今度は自分がお誕生日会に子供のお友達を呼ぶ場合について書いていきます。
この場合は自分の子供が食べられるものを中心にお誕生日会のメニューを考えていくので、料理は当然アレルゲンを除去した除去食になるわけです。
でも、除去食って、見た目がちょっと地味でお祝い向きじゃなかったりしますよね…(^_^;)
そこで、お祝いの場で使えそうな子供が喜ぶ除去食レシピを集めてみました。
アレルギーっ子もそうでない子も!除去食のパーティーメニュー
卵・小麦・乳を使わないお誕生日会向けレシピをいくつか集めてみました。
材料の分量はすべて4人分です。
材料
鶏もも肉(カット)
塩・こしょう 少々
A(しょうゆ・みりん 大さじ2)
米粉 大さじ4
揚げ油(グレープシードオイルがおすすめです♪)
作り方
①鶏もも肉に塩・こしょうをふり、Aに20分ほどつけ込む。
②①に米粉をまぶし、170℃の油で揚げる。
●ポテトサラダ
材料
じゃがいも 2個
玉ねぎ 1/4個
きゅうり 1/3本
塩 小さじ1/4
卵なしマヨネーズ(うちは日清マヨドレを使っています)
作り方
①じゃがいもを半分に切り、耐熱皿に入れラップをかけ、電子レンジで5分加熱する。
レンジから取り出し、熱いうちに皮をむきつぶす。
②玉ねぎをうすぎりにする。きゅうりは小口切りにする。塩をふってもみ、水気をしぼる。
③①に②を加え、卵ぬきのマヨネーズをあえる。
●ポトフ
材料
ウインナー(添加物としてアレルゲンが使われていないものを選びましょう)
玉ねぎ1/6個
人参1/2本
かぶ1/3個
水800ml
洋風だし(うちはネスレから出ているマギーの特定原材料等25品目不使用のブイヨンを使っています)
A(塩・こしょう・しょうゆ 少々)
作り方
①ウインナー、玉ねぎ、にんじん、かぶを1cm~1.5cm角の角切りにする。
②鍋に水、①、洋風だしを入れて火にかけ、煮立ったら弱火にして15分煮込む。
③②にAを加え味を整える。
バースデーケーキはどうする??
お誕生日会の主役ともいえるお誕生日ケーキ。
ケーキは普通に作ると、卵・乳・小麦すべてを使ってしまいますが、今はこの3つを使わないアレルギー対応ケーキのお店が増えてきました。
私のおすすめはミニヨン手作り工房カワムラというショップさんです。
→アレルギー対応のケーキをレポ!息子の誕生日に注文してみました
うちの場合は卵に加えて大豆もアレルギーがあったので、大豆にも対応してくれるお店を見つける中でこのお店を知りました。
卵・乳・小麦のアレルゲン除去の組み合わせは注文時に自分でアレンジすることができます。
アレルギーがない子の親御さんの理解が進んできている時代
今は、アレルギーっ子が増加したことや、テレビや雑誌でもアレルギーのことを取り上げられる機会が多くなったことから、アレルギーがない子の親御さんにもアレルギーの知識や理解が進んでいる世の中です。
もしかしたら、傷つく言葉を言われることもあるかもしれないけど、それもかなり稀なことだと思います。
もし、言われたとしても、あまり気にせずにその相手のママとは最低限のお付き合いをしていけばいいかなと思います(もちろんその方の非難などはせずに(^^))
「今度のお誕生日会のメニュー教えておこうか?それに合わせて除去食のお弁当作ればいいじゃん♪」
「みんなと一緒に食べられるものを一品だけ持たせるから、悪いけど食べさせてもらえるかな?!」
そんなことが親同士ざっくばらんに言える仲なれたらいいですよね。
なかなか難しいことですが…。
アレルギーっ子の親でもそうでない子の親でも、自分の子供のことを気軽に相談し合えるのが本当に理想の子育て社会なんじゃないかなと思います
アレルギーのことを理解してくれようと一生懸命耳を傾けてくれるママもたくさん存在します。
「どうせ理解してもらえない…」と思い込まずに、子供のアレルギーのことを他のママに話していけるようになるといいですよね(^^)
関連記事
→アレルギー対応のケーキをレポ!息子の誕生日に注文してみました
コメントフォーム