不安と疑問がいっぱい!アレルギーっ子の保育園の探し方
アレルギーっ子のママが職場復帰するのと同時に出てくるのが「保育園探し」の問題。
アレルギーっ子の保育園探しは乳幼児期最大の難関かもしれませんね。
今は待機児童問題もあり、ただでさえ保育園探しが大変なのに、それに加えてアレルギーの問題もクリアしなければいけない…。
どうやって探せばいいの?
アレルギーっ子にとってはどんな保育園がいいの?
たくさん疑問がわいてきますよね。
アレルギーっ子の保育園探しのポイントについて、
私の経験を元にまとめてみました。
アレルギーっ子の保育園探しの手順
まずは候補を挙げてみる
まず最初に、候補となる保育園のリストを作ってみましょう。
候補として挙げるポイントは、「何かあったときに職場や自宅からすぐに駆けつけられる距離かどうか」。
どんなにアレルギーの対応が万全でも、アレルギーの症状が出たときにママパパが駆けつけられない距離にあるのはやはり不安です。
候補の保育園に電話でアレルギーのことを伝えよう
候補となる保育園が決まったら、それぞれの保育園に入園を検討していることを電話してみましょう。
このとき必ず「子供にアレルギーがある」ということを伝えてください。
と言うのも、悲しいかな、「アレルギーの子は受け入れられません」と門前払いされることもあるからです(涙)。
電話の時点でそう言われた場合は、残念ですが見学に行く前に候補から外すことを考えた方がいいと思います。
実際に見学に行って気になることを聞こう
電話で問い合わせてさらに候補がしぼられたら、今度は実際に園に見学に行ってみましょう。
見学に行くときは事前に聞きたいことを全部書き出しておくことをお勧めします。
アレルギーの子の入園で一番気になることと言えば、給食だと思います。
給食はあるのか
どのような内容か
除去食の対応はしてもらえるのか
気になることはしっかりと確認しておきましょう。
見学のときによく見ておいた方がいいのは、先生の対応です(こんな風に言うとチェッカーみたいでちょっと怖いですが(^_^;))。。
「食物アレルギーがあるんですが…」「ぜんそくがあるんですが…」
など、アレルギーのことを伝えたときに、具体的な対策や他のアレルギーの子の事例などをしっかりと答えてくれる園はアレルギーに対して勉強しているし、知識がある証拠です。
私も、今息子が通っている園を見学したときに、他にも卵アレルギーの子が通っていること、その子はお昼ご飯はどうしているか、ダニなどのアレルギーの対策はどうしているかなどを担任の先生がきちんと説明してくださり、安心したのを覚えています。
他にもアレルギーの子を受け入れているという実績はやはり大きな安心材料だと思います。
逆に注意しなければいけないのは、アレルギーのことを伝えたときに、「あ~、アレルギーですね。大丈夫ですよ」程度に流す保育園。
いざ入園してみたら、アレルギーについて何も知識がなくて、ひどい対応をされたなんて経験談も聞きます。
園内だけでなく立地も確認
見学のときにチェックし忘れがちなのが、園の立地です。
保育園がどのような立地にあるかはアレルギーっ子にとっては実は非常に重要。
保育園自体がどんなに良くても、車の排気がひどすぎる場所や、近辺の人が頻繁に焚き火をしているなど、アレルギー症状を誘発しかねない環境は避けた方が無難です。
アレルギーっ子の保育園探しの鍵は情報収集
上のような手順で保育園探しをすると同時にしてほしいのが、情報の収集です。
すでに入園しているアレルギーっ子の親御さん、保育園探しを経験している親御さん、その他にもアレルギーっ子ではない親御さんでも近所のおじちゃんおばちゃんでもいいので、近辺の保育園の情報を色々と聞いてみてください。
口コミの中には、入園説明会では絶対に仕入れられない情報がたくさんあります。
私も、すでに保育園探しを経験しているパパママから、
「○○保育園はアレルギー対応の給食を出してくれるから安心して通わせていたけど、この前マヨネーズを間違って食べさせられちゃって蕁麻疹が出たよ」
「○○保育園に小麦アレルギーだから普通のパンが食べられないと伝えたら、『食べさせて慣れてもらうしかない』と言われてびっくりしたよ!」
など、具体的な情報を聞くことができて、保育園を探す上で大きな判断材料になりました。
幼稚園の1、2歳児クラスも選択肢に入れてみる
お母さんが働くことになると、預け先として「保育園」が真っ先に頭に浮かびがちですが、幼稚園も選択肢に入れてみてください。
今は幼稚園でも、働くお母さんを取り込むために年少さんからではなく、1歳や2歳からのクラスがあるところも増えてきています。
実はうちの息子が通っているのも、保育園ではなく幼稚園の2歳児クラス。
息子の幼稚園は朝は7時半からの早朝保育、夕方は18時までの延長保育をお願いすることも可能ですし、夏休みや冬休みなどの長期休暇中もお預かりができ、保育園とそう変わらないサービスがあります。
また、保育園に比べて幼稚園の1歳2歳児クラスは少人数制のところが多く、一人一人に先生の目が届きやすいのもアレルギーっ子の親御さんには安心な要素だと思います。
幼稚園は送迎バスがあるところが多いのも親の負担が減る点では大きなメリット。
しかし、送迎バスにしてしまうと担任の先生から直接話を聞く機会が減るので、うちの場合は朝は送り、帰りはバスにして、幼稚園内での息子の様子を直接聞けるようにしています。
「他の子がマルボーロを食べていましたが、アレルギーのことを理解しているようで、欲しがらずにゼリーを嬉しそうに食べていました」とか「お弁当のときに首がかゆいと言っていたので蕁麻疹かな?と思いましたが、蚊に食われただけでした」など、アレルギーのことで先生が気づいたことを伝えてくださるので助かります。
ただ幼稚園は保育園に比べると保護者が参加する行事が多かったり、行事の代休が平日にあったりなどフルタイムで働くママにとっては難しい点もあります。
他にも幼稚園のデメリットは給食の除去食対応をしてくれるところがほとんどないこと。
私の場合は、お弁当の方が自分自身も安心だったので、幼稚園を選びましたが、出勤が早いためお弁当を作る時間がないママなどはやはり除去食対応をしてくれる保育園を探す方がいいかもしれません。
以上、アレルギーっ子の保育園探しのポイントでした(^^)
これから保育園探しをするママ・パパの参考になれば嬉しいです。
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