特定原材料7品目,原材料表示

実践!子供のアレルギー対策研究室

原材料表示はアレルゲン別に特徴がある【特定原材料7品目】

読了までの目安時間:約 9分

 

原材料表示 特定原材料7品目

 子供に強い卵アレルギーがあるとわかり、卵を除去することが決まると、ママ・パパは食品の原材料表示とにらめっこの日々が始まります。

「これ卵入ってないよね?あ、入ってた、あっぶね~(笑)」

なんて食料品売場でブツブツつぶやいたりして、「あんたがあぶないよ」状態になったりしますw

原材料表示をチェックするのってほんと大変です。

「原材料なんて気にせずに買い物できたらどんなに楽だろ~」

なんて思うこともしょっちゅう^^;

子供が小さいうちは子供自身で原材料をチェックすることがもちろんできないので、親にすべての責任があるわけです。プレッシャーですよね・・・

 
息子の卵除去生活を始めて2年半経ちますが、未だに間違って卵を摂取させてしまわないか緊張することも(;´д`)

でも、原材料表示とのにらめっこの日々を続けてみて気づいたんです。

「原材料表示って一見理解が難しく見えるけど、それぞれのアレルゲンの原材料表示の特徴がわかってしまえば、結構楽だぞ♪」

そうなんです、卵アレルギーに関しても「卵の原材料表示の特徴」がわかってしまえば、買い物も随分とスムーズになるんです。

では、実際に卵の原材料表示にどんな特徴があるか見ていきましょう。

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卵は表記義務がある「特定原材料7品目」

卵の原材料表示をチェックする日々の中で私が気づいたこと、

それは

『卵は他のアレルゲンに比べて原材料表示が比較的見やすい』

 
ということです。

その理由を書いていきますね♪

加工食品には原材料に表記が義務付けられている食品が7品目あります。
この7品目のことを「特定原材料7品目」と呼びます。
アレルギーを抱える人が多い、または摂取したときの重篤度が高いものが選ばれていて、卵もこの7品目のうちの1つ(卵以外は乳、小麦、えび、かに、落花生、そば)です。

 
上記にあるように、加工食品に卵を使っている場合は、必ず原材料の中に表記しなければいけません。

 
この7品目以外に表記が推奨されているものが20品目あります(以前は18品目でしたが、平成25年9月に"ごま"と"カシューナッツ"が新たに追加され20品目になりました )。

しかし、この20品目はあくまで「表記が推奨されている」というだけであって、表記の義務はありません。

ですので、例えば飲食店の「アレルギー情報」(どの商品にどのアレルゲンが含まれているかを示した一覧表のことです)のページを見てみると、7品目についての表記はあるけれど、20品目については何も表記されていないお店もあったりします。

また、生協等のカタログでもアレルゲン情報は7品目のみで20品目に関しては記載がないものもあります(生協の各組合によって異なります)。

卵は「特定原材料7品目」だから必ず原材料に表記されている

原材料表示 特定原材料7品目

卵は表記が義務づけられた7品目に含まれますので、加工品の原材料表示の中に必ず記載されています。

ですので、

「本当は入っているのに表記されてなかった」
「入っているかどうかわからないから食べさせられない(ノД`)」

という事態は起こりません。
その点ではとてもメリットがあると言えますd(^^*)

また、「特定原材料7品目」であるということは「必ず表記される」という以外にもこんなメリットがあります。

特定原材料7品目が含まれているかどうか一目でわかる商品が多い

卵は表記が義務づけられた7品目という理由から、「原材料表示に必ず表記される」というだけでなく、7品目に選ばれていない食べ物に比べて「表記が見やすい商品が多い」というメリットがあります。

アレルギーに関して、以前よりも社会全体の関心も強くなってきたおかげか、どんなアレルゲンが含まれているかわかりやすく示された商品パッケージが多くなってきました。

ことさら「特定原材料7品目」に関しては、原材料表示の中に表記されるだけではなく、別のスペースにわざわざわかりやすい表記がしてある場合が多いのです。

例えば↓下の画像を見てください。

原材料表示 特定原材料7品目

これはお菓子(ビスコ)のパッケージ画像なのですが、原材料表示とは別のスペースに特定原材料7品目の中で商品に含まれているアレルゲンに○が付けられている表が載っています。

また、下の画像のようにお菓子のパッケージの表側に、大きく特定原材料7品目中で使われているものと使われていないものがデザインしてあるものもあるくらいです。

原材料表示 特定原材料7品目

原材料表示 特定原材料7品目

この表示を見たら卵が入っているかどうか一目瞭然なので、わざわざ原材料表示の欄を見る必要もありません。

子育て中のママはゆっくりお買い物できる機会って少ないですよね。
特に子供を連れて買い物に行ったときなんて、原材料表示をじっくり見る暇なんてありません。

原材料表示をじーっと見てる隙に勝手にピューッと走って行っちゃったり、「早く早く!」と急かされたり…(T▽T;)

なので、急いで買い物をしなければいけないときは、わざわざ原材料表示を見なければいけない商品は避けて別記のアレルゲン表が載っている商品だけに的を絞って買い物しています。

特定原材料7品目について見やすく書かれた商品は日に日に多くなっているように感じます。

「あれ?この商品久しぶりに見てみたら特定原材料7品目の欄ができてるじゃ~んv(。・ω・。)」

なんてことも度々ありますよ♪

「特定原材料7品目」ということを大いに活かそう♪

このように、「卵は特定原材料7品目」であるという理由から、原材料表示が非常に見やすい食品なんです。

もちろん、さきほど掲載した画像のように「特定原材料7品目」について特記していない商品もまだまだたくさんありますが、子供向けのお菓子、生協の商品、ハムなどの加工食品、調味料などは「特定原材料7品目」が見やすく別記してあるものが多く、買い物もとてもスムーズにできることが多いでしょう。

これは卵アレルギーのお子さんをもつママ・パパ以外にも、卵アレルギーを持つ子供自身やおじいちゃんおばあちゃんなどに「どの商品が食べられてどの商品が食べられないか」を説明するのにも便利という利点もあります。

「卵の欄に○がついてるお菓子はだめなんだよ」

こんな風に予め説明しておけば、原材料表示の見方に詳しくない人にもすぐに伝わります(それでも間違えて買ってきちゃうこともあるので、ママ・パパの最終チェックは絶対ですが~(=^‥^A)

さいごに

卵は実に多くの商品に含まれています。
だから、卵アレルギーのお子さんを持つママ・パパは本当に大変だと思います。

でも、卵は「特定原材料7品目」だから加工食品の原材料表示には必ず表記があること、そして、「特定原材料7品目」を別記した商品もどんどん増えてきていることに目を向けると随分と心持ちが違ってきます。

このメリットを大いに活かして日々のお買い物とお子さんとの食事を楽しんで欲しいなと思います(*^ー゚)v

★卵の原材料表示についての他の記事はこちらです★
→卵の原材料表示 見方のコツ(添加物、代替表記、特定加工食品編)

 

   

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