すぐに治してあげたい!食物アレルギーを克服するにはどうすればいい?
親子ともに辛い食物アレルギー。
「早く治してあげたい!!」
親なら誰もが思うこと。
食物アレルギーを治す方法は?
一発で食物アレルギーを治したい!!
原材料表示とにらめっこしながらの買い物、手間のかかる除去食作り、他の子と同じものを食べさせてあげられない罪悪感、気を使う外食…。
食物アレルギーは親子共に辛いものです。
「できるならば今すぐ治してあげたい!」
「一発で治す方法ってないの?!」
息子の大豆アレルギーは克服することができましたが、卵はまだ全除去という状況のため、私自身もこの気持はほんとーーうによくわかります!!
何も気にせず好きなものを食べさせられたら、どんなに楽か!
「これを飲めば明日には食物アレルギーが治る!!」
そんなものがあればどんなにいいことか(^_^;)
しかし、こう言ってしまうと身も蓋もないかもしれませんが、食物アレルギーを一発で治す方法ってないんです(^_^;)
風邪はウィルスが外に出ていってくれるまで休養していれば治ります。
体を擦りむいてしまっても人間には自然治癒力があるので、しばらくすれば元通り。
でも、アレルギーはそれらとはまったく異質のものです。
その人の体質自体に深く関わっているため、その場その場の対症療法だけでは治すことは難しいのです(もちろん、ひどい症状を抑えるために、薬などで症状の改善を補助することは大切です)。
じゃあどうすればいいの?!
食物アレルギーを「一発で治す」ことは無理です。
しかし、治すためにできることはあります。
それは、生活を改善すること。
私も、息子の食物アレルギーを一日でも早く治してあげたくて、色んな情報を調べまくりました。
そして、あれやこれやと調べた結果、「生活を見直すことこそ、食物アレルギーを治す一番の近道」と気づきました。
それまでの私は、健康に関してはまったくもって無頓着なタイプでした(^_^;)
「生活改善」なんて言葉にはまったく無縁なタイプのずぼらママだったのです(じゃあ今そうじゃないのかと言われれば何とも言えないところですがw)。
でも、息子のアレルギーのことを調べていくうちに、少しずつですが、健康的な生活について関心が出てきました。
下記は私が息子の食物アレルギーを改善させるために実行したことです。
振り返ってみても、やって無駄だったことはなかったなあと感じています。
お子さんの食物アレルギーを少しでも改善させたいと考えられているパパママは是非参考にされてください(^^)
適切な除去食を行う
食物アレルギーがひどい場合は、アレルゲンを除去する食事を行わなければいけません。
いわゆる除去食です。
除去食を行う場合は、「なぜ除去食を行わなければいけないのか」をよく理解しておかなければいけません。
除去食はただ単にアレルギーの症状を起こさせないためだけに行うのではありません。
食物アレルゲンの種類がそれ以上増えてしまわないためにも行うのです。
例えば、小麦アレルギーの子が小麦を食べ続けると、腸管の透過性が増して、牛乳や卵までも大きい分子のまま通過させるため、今度は牛乳や卵のアレルギーまで起こしてしまうことになるのです。
かと言って、やみくもになんでもかんでも除去することは、今度は成長著しい時期の妨げとなります。
(「アレルギーが心配だから」と、必要以上に牛乳や卵を除去していたママが「1歳下の子より身長の低いわが子を見て、『お医者の言う通り食べられるものはきちんと食べさせるべきだった!』って思ったよ」と涙ぐみながら言われていました…)
除去はあくまで「必要最小限」でなくてはいけません。
ですので、除去食は絶対にパパママの自己判断で行ってはいけません。
正しい除去食を行うには、除去食に関して的確な指導ができる医師を見つけることが不可欠だと私は思っています。
口に入れるものを見直す
私がアレルギーのことを調べていく中で知ったこと、それは
食事を見直すことは、アレルギー生活の要
ということ。
料理が嫌いな私には(苦手というわけではなく、それなりに作れるには作れるんですが、どうしても好きにはなれないんですよね(^_^;))なかなか難問な課題でしたw
でも、食事を和食中心に替えて、加工食品もできるだけ減らして(基本ずぼらなのでゼロにするのは無理ですがw)…、
そうやって、少しずつ食生活を変えていくにつれ、息子のアレルギーも快方に向かっていることに気づきました。
また、野菜に使われている「農薬」も実はアレルギーを悪化させる大きな原因。
「食物に対してアレルギーを起こしているかと思ったら、実は農薬が原因だった」というアレルギーっ子も多いのです。
できる範囲で安心安全な低・無農薬野菜を摂るように心がけるといいですよ。
ダニ・ハウスダスト・カビ対策をする
ダニやハウスダストの除去は、ぜんそくやダニアレルギー、アトピー性皮膚炎の子供にだけ必要なこと、と思っている方ももしかしたら多いかもしれません。
しかし、ダニ・ハウスダスト・カビの対策は食物アレルギーの子にとっても大切なことです。
このことについて説明されないお医者様も意外といるようです。
食物アレルギーの子はどうしてもダニやハウスダストなどの吸入系アレルゲンに影響を受けることが多いのです。
毎日のお掃除を徹底して、ダニやカビの少ない環境を心がけましょう。
家族の禁煙も絶対ですよ♪
腸を鍛える
「アレルギーと腸が関係あるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はアレルギーは腸管の免疫システムに問題があるために起こるもの。
アレルギーっ子の共通点として挙げられることのひとつが「胃腸が強くない」「腸内環境が悪い」ということ。
この事実を知ってからというもの、便秘をしない食生活などについて調べて実行してきました。
子供の便秘解消法についてはこれからどんどん記事をアップしていこうと思います。
大きくなるのを待つ
これは治療とはちょっと違いますが(^_^;)
食物アレルギーは大きくなるにつれて治っていく場合が多いです。
→食物アレルギーは大きくなったら治るの?何歳で治ることが多い?
あまりにも「今すぐ治してあげたい!!」という気持ちが強すぎると、必要以上に食物を除去してしまったり、ちょっと変わった民間療法にハマってしまいがち。
「今は大変だけど、大きくなれば治るさ~」と気楽に考えることも大事かなと思います(^^)
食物アレルギーの改善は毎日コツコツ
これらの対策の詳しい記事もこれからどんどんアップしていこうと思います。
全部をいっぺんにやろうとするのはとても大変だと思いますので、少しずつでいいと思います。
毎日コツコツやることは労力のいることです。
私も心が折れそうになったことがありますが、息子のアレルギーの症状が改善の兆しを見せた瞬間には「やってきてよかった!」と心から思えました。
少しずつでも、その積み重ねがお子さんのアレルギーの改善に絶対つながるはずです。
なんでも気にせずに食べられる日を目指して、私もこれからも対策をがんばっていこうと思います(^^)♪
初めまして!記事読ませて頂きました!
息子さんの大豆アレルギーを克服されたとの事ですが、大豆を摂取しても症状が出なくなったという事なのでしょうか?それは大人でも可能なのでしょうか?
私は現在30歳ですが、つい最近大豆のアレルギーの可能性があると言われてしまいました。。。
まだ内科に行っていないので、程度はわからないのですが、お昼に豆腐ハンバーグを食べ、夜になったら身体中に湿疹が出て、喉の奥の方から胸にかけて少しですが締め付けられような痛みがあり、舌が腫れ、次の日の朝起きると唇がいつもの2倍くらいに膨れ上がっていました。
病院ではありませんが、いつも何かあった時に診てもらってる所に行くと、おそらく大豆のアレルギーだろうという事でした。
その先生からはとりあえず大豆含め、小麦や乳製品など5大アレルゲンを避け、食事は和食中心で夜は18時以降はスマホ、PCやテレビは見ずに22時くらいには寝るような生活を少しやって見てくださいと言われました。
大豆だとかなり食事制限をしなきゃいけないのかなとか、まだまだ心の整理がついていません。
とりあえずアレルギーテストをして程度を調べて、自分でも色々と調べてみようとは思っています。
はじめまして!
当サイトの記事を読んで頂きありがとうございます。
息子の大豆アレルギー克服の件ですが、今は大豆を摂取しても症状は出なくなりました。
たまに風邪気味や疲れているときなどに、大豆製品を食べて口のまわりが赤くなったり小さな蕁麻疹ができることがありますが、薬を用いる間もなくひくようになりました。
ゆみさんは湿疹に加えて、喉や胸の締め付け感もあったのですね。
ひどい場合はアナフィラキシーショックにまでつながりそうで心配な反応ですね…。
アレルギー治療の第一歩は「アレルギーについてきちんとみてくれる病院を探す」「信頼できる医師と出会う」ことだと私は思っています。
食物アレルギーは自己判断が一番危険です。
除去すべきものを食べ続けてしまったり、逆に摂取しても大丈夫なのに不必要に除去してしまって栄養を損ねてしまったり…。
まずは病院できちんと調べられることをおすすめします(^^)
できれば、アレルギーの専門医がいる内科、またはアレルギー科が入っている内科をおすすめします。
大豆アレルギーだと思い込んでいたけれど実は違った、なんてこともあるので、もしできるならその豆腐ハンバーグの原材料を書き出して(または原材料表示を持って)お医者さまに見せられるといいと思います。
病院でしっかり問診と検査を受けた上で本当に大豆アレルギーかどうかを判断してもらい、大豆アレルギーの場合はどの段階まで食べて大丈夫なのかを診断してもらいましょう。
大豆アレルギーのアレルゲンの強さの段階についてはこちらを参考にされてみてください。
大豆アレルギー、食品別抗原の強さと段階!味噌や醤油は食べられる?!
大豆アレルギーのみある場合は他のアレルゲンまで除去する必要はないと思います。
5大アレルゲンを除去したから食物アレルギーが治ったという実例は見たことがありません(もちろん5大アレルゲンの中にひっかかるアレルゲンがある場合は除去が必要ですが)。
大人が5大アレルゲンを完全に除去するとなると栄養のバランスを崩すと思うので、むしろその方が心配です。
和食中心の食事はいいですね(^^)無理のない程度に実践されればいいと思います。
また、18時以降スマホ等禁止、22時に就寝の生活は大人にはなかなか難しいかもしれませんよね・・・
規則正しい生活は免疫機能にとっては良いことなので、肩肘はらずにできる範囲でいいと思いますよ(^^)
大豆アレルギーの食事制限ですが、アレルギーの程度が相当ひどい場合は少し大変かもしれませんが、そうでない場合は味噌、醤油などは普通に使えますのでそんなに苦ではありませんでした。
大豆アレルギー克服に関してですが、息子の場合は今3歳なので、年齢が上がったことによって腸内の免疫機能が発達したということが理由のひとつかもしれません。
しかし、その他に実践したことも基本的に大人にも子供にも治療において十分意味があると思います。
大豆アレルギーは実は海外にはあまり多くなく、日本人に比較的多いアレルギーと言われています。
日本人は他外国に比べて大豆を使った多様な食材を昔から摂取してきたからです。
しかし、日本人の体質として大豆アレルギーは他のアレルギーに比べて治りやすいと言われています。
良いアドバイスができたかわかりませんが、また是非サイトを覗きにきてくださいね(^^)
症状が改善されることを祈っています!
始めまして、デス。私も、アレルギーを随分、克服した者デス。小麦米大豆ハチミツ桃リンゴブドウ馬肉キュウリトマト、、食べれる物がありませんでした(*´д`*)2年越しに、今は、小麦馬肉ハチミツ以外なら、少し、食べても、発作や、気絶しないように、なりました。周りの人は、食品アレルギーの怖さを理解してくれません。ストレスからか?匂いアレルギーまで、発症してしまい、生活が、不便で、仕方ありません(/_・、)私は、ストレスから、発症したらしいデス。息子さんの良き理解者でいて下さいね。無理しないように、m(__)mお邪魔しました、
はじめまして。
コメントありがとうございます(^^)
多重のアレルギーがあられたとのことで、大変な思いをされたことと思います。
しかし、いくつか克服されたのですね!素晴らしいですね。
アレルギーのことをまわりに理解してもらえないのは本当に辛いですよね…。わかります。
まわりの理解があるのとないのとでは当事者の辛さや負担が随分と変わってきますよね。
私も息子のアレルギーでまだまだ辛い思いをしたり落ち込んだりすることが多いです。
でも、野良にゃんこさんの言葉で元気が出ました(^^)ありがとうございます。
私も無理しないように頑張っていこうと思います。