部屋の空気を清潔に!家電の選び方やポイントを知っておこう
今回は、ダニ・ハウスダストアレルギーの子供と生活する上で大切となる、部屋の空気を清潔に保つために必要な家電の選び方や注意点などをまとめてみました。
生活家電を上手く利用して快適で清潔な空気をつくろう!
アレルギっ子の家庭で必要なことは、
・アレルギーの元となる物質を取り除くこと
・部屋の空気を清潔に保つこと
です。
特に煙草の煙は気管支に悪影響を及ぼすので注意が必要です。
→タバコの煙で発作?アレルギー家庭に禁煙を勧めるこれだけの理由
たばこを吸わないというご家庭でも、人間が生活をしている限り、その空間の空気はどうしても汚れてしまいます。アレルギーがなければそこまで過敏になる必要はないのかもしれませんが、ハウスダストアレルギーにとっては、環境整備が命。
できるだけ普段から部屋の空気を汚さないよう、注意をしながら生活をしていくようにしたいですね。
今回は、部屋の空気をきれいに保つ生活家電の紹介や注意点などを書いてみたいと思います。
空気清浄機の選び方とポイント
お部屋の空気を綺麗にする電化製品と言えば、空気清浄機ですね。
本来であれば、窓を開けて換気をすることでお部屋の汚れた空気を綺麗な空気と入れ替えることができますが、最近はpm2.5や花粉などの微粒子が空気中を漂っていることが多いため、窓を開けることで却って汚れた空気がお家の中に入ってきてしまうということも珍しくありません。
そんな時に便利なのが空気清浄機です。
最近は、インフルエンザやノロウイルス等の予防・対策としても大人気の家電製品ですので使用されているという方も多いと思います。
そんな空気清浄機の選び方のポイントですが、まず第一に考えたいのは、置く部屋の床面積(畳数)と空気清浄機の最大適用床面積が合っているものを選ぶということ。
最近の空気清浄機は、どこのメーカーの物も性能にそんなに大差が無いように思いますので、どの製品を選んでも問題ないと思いますが、置く部屋の大きさよりも小さな面積しか対応できないものを選んでしまうときちんと空気清浄機能が働かず、無意味なものになってしまいます。
大きな部屋に置く場合はそれだけ集塵機能も強力でなければいけませんので、安いからとお部屋の面積に合わないものを選んでしまうと後々後悔する結果になってしまいます。
ちなみにうちで使用しているのは、「ダイキン(DAIKIN)」の空気清浄機です。
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子供が過ごす部屋と寝室で使用していますが、音が静かなので、その部屋で過ごしている時間はほぼつけっぱなしです。
"加湿機能"は、ダニアレルギーにとってはむしろ使わない方がいいので(湿度が上がることでダニが繁殖しやすくなるので)、あえてついていないものを選択するのもOKです。(といっても最近の物にはほとんどついていますが・・・^^;)
リサイクルショップ等でもよく見かけますが、前の使用者がどんな使い方をしているかわかりませんので、できれば新品を買いたいところですね・・・。
ペットが沢山いたり、ヘビースモーカーだったりといった場合、フィルターに臭いが残っていることもあり、フィルターの別途購入が必要だったりする場合もあります。
また、使用しようと開けてみたら加湿を行うための水タンクがカビだらけだったなんてこともあるようです・・・。
安い買い物ではありませんので、今後購入を検討されている方は、下記のようなサービスを利用して無料お試しをしてから効果を実感できれば買うという方法もあります。
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エアコンは商品選びよりもお手入れが大事
夏場や冬場に欠かせないのがエアコン。
子供はよく汗をかくので、特に夏場は必需品ですよね。
しかし、アレルギー家庭では、エアコンの扱いにも注意が必要です。
部屋の空気の温度を適温に調節してくれる便利な家電ですが、手入れを怠るとエアコン内部でカビが繁殖してしまうことも・・・。そして、そこから出る空気がアレルゲンとなり、症状を酷くしていく可能性があります。
エアコンの使用に関しては、とにかくカビに気をつけること。
よく、『アレルギー体質には、どんなエアコンを選べばいいの?』
と言う人もいますが、エアコン自体の機能よりも大事なのは日々のお手入れです。
季節毎ではなく、使用している時期は週に1度は掃除をした方がいいですね。
週1の掃除では、掃除機で埃を吸い取った後、雑巾でふけばOKです。
また、フィルターも2週間に1度程度は掃除をしましょう。(できれば水洗い)
ただし、"エアコン内部"の掃除は素人では難しいので絶対にやめましょう。
たまに業者さんに掃除してもらうと内部に発生したカビも取り除くことができますよ(^^)
除湿機はあると便利な家電製品
ハウスダストアレルギーを持っていると、やっぱり花粉症にもなりやすい傾向にあります。
私も夫も花粉症を持っているので(夫は2年前から発症しました)、花粉の季節に洗濯物を外に干してしまうと、花粉が服についてしまってえらいことになってしまいます・・・^^;
また、最近は、PM2.5の飛散量が多い日もあるので、なおさら外干しには注意が必要ですよね。
雨が降っていると当然外干しはできませんし、ハウスダストアレルギーの子供がいると、なんだかんだで1年を通して室内干しをせざるを得ない場面が増えてきてしまうのです。
しかし、部屋の中に洗濯物を干してしまうと気になるのが室内の湿気。
室内の湿度が高くなると、当然ダニが繁殖しやすくなってしまい、かえってよくない状況を作り出してしまいます。。。
そんな時にうちで活躍してくれてるのが除湿機。
どうしても室内に洗濯物を干さなければいけない際などに重宝しています。
(本音を言えば備え付けの「浴室乾燥」が理想なんですが・・・。)
うちでは洗濯物を室内干しする際は、必ずハイパワーで除湿を平行して行っています。
これなら洗濯物の乾きも早いですし、室内の湿度もそこまで上がることがありませんので、ダニ・ハウスダストアレルギーが家族にいる場合は、乾燥機か除湿機のどちらかひとつあると便利ですよ(^^)
使用後は、タンクの水の捨て忘れに注意してください。
ハウスダストアレルギー、使わないほうがいい家電は?
ダニ・ハウスダストアレルギーのことだけを考えた場合、加湿器は置かない方が無難です。
家の中の湿気が増えることでカビやダニが発生しやすくなってしまい、その結果アレルギーの症状が酷くなる可能性があるからです。
ただし、インフルエンザの季節など"他の病気の予防"の観点からみると、冬場は必要な場合も・・・。また、風邪による咳が酷くなることで気管支炎になり、発作を引き起こす要因となる恐れもありますので、こうした面からみても必要な場面は出てくるでしょう。
ですので、もし使用する場合は、部屋に湿気がこもらないように定期的に換気をしたり、加湿器自体にカビが生えないようにお手入れをすることが重要です。
また、冬場の暖房器具についてですが、石油ストーブやガスストーブは湿気が出たり、二酸化炭素を排出するなど、空気が汚れるので使わないようにしましょう。部分的に暖をとりたい場合は、パネルヒーターを使うのが一番です。
お家に石油ストーブやガスヒーターしかない場合は、1時間に1度は必ず部屋の換気をするようにしましょう。
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