アレルギー,注意,場所

実践!子供のアレルギー対策研究室

覚えておこう!アレルギーっ子が日常生活で注意が必要なシーンや場所は?

読了までの目安時間:約 10分

 

アレルギー 注意 場所

 
アレルギーっ子には、日常生活の中でも気をつけなければいけない場面や場所があります。

アレルギー症状を発症させないために、是非覚えておきましょう。

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アレルギーを発症させる要因は日常生活の中にも潜んでいる

 
ダニアレルギーの子には、アレルギー症状を発症させないために注意しなければいけないシーンや場所がいくつかあります。

それは、普段の生活の中で何気なくしていることや、特に気にせずに出向いている場所だったりします。

思いがけない場所でアレルギー症状が出てびっくりした!という経験を持つママ・パパも多いかと思います。
私自身もアレルギー症状を誘発させることとは知らなかったために、息子に負担をかけてしまった経験が何度かあります。

アレルギーっ子は、アレルギーのない子に比べるとやっぱりデリケート。
だからと言って、過度に心配する必要はまったくありません。

ダニアレルギーの子が注意が必要なシーンや場所をちゃんと知っておけば、アレルギー症状を未然に防ぐことは可能だからです。。
 

今回は、私自身の経験と、自分で調べたことをもとに、アレルギーっ子が注意が必要な場面や場所をまとめてみようと思います。

今回の記事は、ダニアレルギーのお子さんだけでなく、動物アレルギー、小児ぜんそく、アトピー、アレルギー性鼻炎、アレルギー性気管支炎などのお子さんにも共通して言えることですので、よかったら是非参考にされてみてください。

動物園はアレルゲンが飛び交う場所

 
ママ・パパが、子供や赤ちゃんを連れていってあげたい場所のひとつが動物園ではないでしょうか。

しかし、この動物園、アレルギーっ子はちょっと注意が必要

なぜなら、動物の毛にはアレルゲンとなるダニが大量に生息しているからです。

動物園でそのアレルゲンを吸い込んで、子供にアレルギー症状が出てしまったという話を、アレルギーっ子を持つママ・パパからかなり頻繁に聞きます。

動物園に行くと必ず熱が出る息子

 
実際、うちの息子もその経験者…。

今まで、数回動物園に連れて行ってますが、90%くらいの確率でアレルギー症状が出ています
鼻水がダラダラ出たり、ひどいときには高熱が出たり…。

実は、最初はまったくアレルギーによる症状だとは思っていませんでした。

「私と離れてパパとお出かけしたから疲れちゃったのかな?」
「帰省先ではしゃぎすぎて疲れて風邪ひいちゃったかな?」

そんな風に思っていました。

息子はもともと、熱を出すことがほとんどありません。
1歳半まで一度も熱を出しませんでしたし、生まれてから2歳7ヶ月の現在に至るまで、熱を出したのは恐らく10回以下だと思います。

そんな息子が熱を出した数少ない日を振り返ってみると、共通して動物園に行っていることにある日ようやく気が付きました。

そうか、あの日の息子の鼻水や咳や熱は風邪によるものじゃなくて、アレルギーによるものだったんだ…

 
そう気づいた日から、息子を連れて動物園に行くのはわが家ではやめにしています。

アレルギーっ子は絶対に動物園には行けないの?

 
それじゃあ、アレルギーっ子は絶対に動物園に行ったらいけないのか?と聞かれたら、決してそうではありません。

ダニアレルギーや喘息の子でも、動物園に行ってもまったく症状が出ない子もいます

 
私が通っている小児アレルギー科の先生も息子を動物園に連れて行くことを禁止されてはいません。

 
「ぜんそくの発作やひどい蕁麻疹が出ているわけではないので、そのぐらいの症状だったら、私は連れて行ってあげてもいいと思いますよ。薬を飲ませて対処すればいいと思います」

 
というのがその先生の考えです。

一方、近所の小児科の先生はご自身のお子さんも重いアレルギーを持たれていることもあって、「水族館の方が安心かもね」と言われていました(決して禁止はされていません(^^))。

私はどちらの意見も間違っていないと思います

動物園に行っても、鼻水くらいの症状しか出ないのだったら、お子さんの楽しい思い出のために連れて行ってあげてもいいかもしれません。

ぜんそくの発作や高熱が出るようであれば、動物園に行くのは控えて、代わりに水族館や植物園に連れていってあげる方がいいかもしれません。

お子さんの症状の重さをママ・パパがしっかり観察して、お医者さんからのアドバイスのもとで判断されるのが一番いいと思います。

引っ越しや大掃除・模様替えも症状を誘発させることがある

 
家の大掃除や模様替えもアレルギーっ子には注意が必要なシーンです。

普段の掃除機がけくらいなら、お掃除しているママの横にお子さんがいても、それほどひどいアレルギー症状は出ないかもしれません。

しかし、大掃除や模様替えとなると、普段使わってないものを押入れなどからひっぱり出したり、家具の裏のホコリが一気に出てきたり、とかなり大量のハウスダストを吸い込むことになります。
家の引っ越し同様です。

一度、押入れの掃除をしている私のそばに息子を座らせていたことがあるのですが、あっという間にくしゃみ連発、透明の鼻水タラリのアレルギー症状が出てしまいました。

家の大掃除・模様替え、引っ越しをするときには、できればアレルギーのお子さんは別の場所に預けて置かれた方が安心かもしれません

また、細かいことですが、意外と気をつけなければいけないのが、掃除機のフィルター掃除です。
掃除機のフィルターはダニやハウスダストがびっしり。
そのフィルターをアレルギーっ子のいる側で掃除するとなると、必然的に大量のアレルゲンを吸い込むことになります。

掃除機のフィルター掃除は、できればお子さんが寝ている間にベランダで行う、または完全に隔離した場所で行う方がいいでしょう。

線香や花火の煙で症状が出ることも

 
意外と知られていないことですが、煙でアレルギー症状が出る子も少なくありません

例えば、日本の夏の風物詩である花火や蚊取り線香
これらには様々な薬品が使われています。
ですので、それらの出す煙には薬品の微粒子が含まれており、それを吸い込むことによって症状が引き起こされることがあるのです。

また、線香も同様に薬品が使われていますので、ご葬儀などに子供を連れて行く場合は、線香からなるべく遠い場所に座るなどの配慮をされた方がいいでしょう(うちの息子も先日初めてご葬儀に参列したのですが、マスクをしていたにも関わらず、ずっと咳をしていました…)。

焚き火の煙もまた気をつけなければいけないもののひとつです。
燃やすものは薪や葉なので、一見大丈夫そうに思うのですが、焚き火は着火剤として石油製品を使うことがよくあるので、やはり注意が必要なのです。

保育園や幼稚園などの、もちつき大会などで焚き火をする機会があるかと思います。
その際は、煙からなるべく遠いところで参加させてもらえるよう園の先生に伝えられた方がいいでしょう。

どうしても避けられない場合は…

以上書いてきた注意が必要なシーンや場所は避けるのが一番ですが、どうしても避けることが難しいこともあるかもしれません。

そのときはどうすればいいでしょうか?

 
まず、子供に必ずマスクを着用させることをおすすめします。

また同時に、まわりの方にお子さんのアレルギーについて説明しておかれるのも大切なことです

アレルギーっ子は、日常生活の中でも気をつけなければいけないことがたくさんあって、ママ・パパも「大丈夫だろうか!?」とドキドキしなければならないかもしれません。

しかし、事前に注意が必要なものを知っておけば、ひどいアレルギー症状は避けられるものです

可能な範囲でママ・パパが要因を上手に回避してあげて、あとは大らかに見守っていけるのが、お子さんにとってもママ・パパにとっても一番いいことかもしれません(^^)

 

   

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