アレルギーっ子,フローリング,畳

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アレルギーっ子の症状は、家の環境にとても左右されやすいもの。

そこで浮かぶひとつの疑問がこれ。

アレルゲンであるダニやハウスダストを増やさないためには、床はフローリングがいいの？畳がいいの？

絨毯やカーペットは敷いていいの？

今回はそんな疑問にお答えします。

そもそも床は畳がいいの？フローリングがいいの？

　
日本の住居の多くは、フローリングの部屋と畳の部屋の両方が存在するタイプのものが多いかと思われます。

　
では、アレルギーっ子の過ごす空間の床は畳とフローリングではどちらがいいのでしょうか？

　
畳は湿気を調節したり、空気の浄化する優れた機能がありますが、ダニやハウスダストの溜まりやすさの点から考えると、アレルギーっ子の家の床は

断然フローリングの方が向いています。

畳に比べ、フローリングはダニが繁殖しにくく、お掃除もしやすいからです。

　
理想を言えば、家の中の床すべてがフローリングの方がいいですが、畳の部屋をわざわざリフォームしてフローリングにするには予算や手間がかかります。

なので、子供が長く過ごす子供部屋や寝室はフローリングのお部屋を選んであげる、ぐらいの対処で十分だと私は思います

家の中に和室がある場合はこまめに掃除機をかけることを心がけましょう。
畳の目に沿ってじっくりとかけるのがコツです。

絨毯やカーペットは敷いてもいいの？

　
日本は西洋の文化とは違い、靴を脱いで家に上がるため、フローリングの部屋には冷たさ防止のために絨毯やカーペットを敷いている家庭が多いでしょう。

　
しかし、アレルギーっ子のいる家では、絨毯やカーペットは敷かない方がベター！

　
絨毯やカーペットはどうしてもホコリがつまりやすく、ダニのすみかになってしまうからです。
もちろん、じっくりと掃除機をかけることで、随分とダニやハウスダストを少なくはできますが、それでも絨毯やカーペットにはあっという間にアレルゲンがたまってしまうものです。

ちなみにうちは、フローリングの部屋も畳の部屋も絨毯やカーペット、ござなどは一切敷いていません。
息子が生まれてからは、冬もこたつは出さなくなりました。

最初は「寒いな―」と思っていたのですが、すぐに慣れてしまい、カーペットやこたつがない方が部屋の中の空気がすっきりしているので気持ちよくなったほどです(^^)

どうしても何か敷きたいときは

　
とは言え、小さな子どもがいる家では、フローリングに何も敷かないと、傷や汚れをつけたり、マンションの場合は防音の面で問題が出てきたりします。

　
うちもありました…、騒音トラブル(;^_^A

まだ息子が歩くのが上手じゃなかったときに、子供特有のドシドシ歩きの音やおしりからドシーンと転ぶ音が結構響いていたようで、下の人から注意を受けました（汗）。

　
「だけど、息子はアレルギーだから防音用の絨毯は敷けないし・・・」

悩んだ末、うちは家のフローリングの部屋すべてにジョイント式のマットを敷くことにしました。

家のフローリング床すべてに敷いたので、結構な手間がかかりましたが、ジョイントマットの上だと寝転がっても息子も咳き込んだりすることなく気持ちよく過ごせているのでやはり敷いてよかったなと思っています。

（あと、子供がうっかりお茶なんかをこぼしたときでも大声で「アーーー！」と慌てなくていいのもいいです（笑））

それぞれの住宅事情に合わせて、アレルギーっ子が気持よく過ごせる床を皆さんも作ってみてください(^^)

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