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実践!子供のアレルギー対策研究室

どんな素材がいいの?アトピーを悪化させない赤ちゃんや子供の衣類選び

読了までの目安時間:約 8分

 

アトピー 赤ちゃん 子供 服

 
肌に直接触れる衣類。

間違ったものを選んでしまうと、アトピーっ子の症状を悪化させる原因になってしまいます。

アトピー性皮膚炎の子に適した洋服選びを心がけましょう。

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アトピーの赤ちゃんや子供にはどんな素材の服がいいの?

 
アトピー性皮膚炎の子の衣類は、刺激の少ない肌触りのいいものを選ぶのが基本です。

化学繊維やウール(毛糸)はどうしてもチクチクしてしまうもの。アトピーっ子にはご法度です。
冬でもセーターやマフラーは避けた方がいいでしょう。

 
一番安心なのは、やっぱり木綿100%の服です。

木綿は汗も吸い取りやすく、保湿性、通気性に優れています。
また、ジャブジャブ洗って天日干しもしやすいので、清潔です。

息子は冬でもセーター系は一切着せてません(本人もチクチクすると言って嫌がります)。
木綿素材は毛糸などの温かい服に比べたら、寒いかもしれませんが、薄着の習慣のおかげかめったに風邪もひかないので、一石二鳥だなと思っています(^^)

肌を刺激しないように飾りも少なく

 
今は子供の服もスタッズやラメが付いていたりして大人顔負けのおしゃれなものがたくさんあります。

しかし、服の飾りでアトピー性皮膚炎が悪化してしまう子もいるのでご注意。

特に、女の子の服は襟や袖にかわいいフリルやレース、リボンが付いているものが多いですが、こすれて肌が赤くなってしまうケースも…。

でも、おばあちゃんやお友達がせっかくくれたものなのに捨てるのは寂しいですよね・・・。
そういうときは、肌を刺激しそうなフリルやレースの部分だけ切るというのも手です。

また、服の背中や脇についたタグが肌にチクチクと当たって、アトピーがひどくなる子もいるので、痛そうなときはタグも取り除いてあげるといいですよ。

ファスナーやボタンもこすれて肌を痛める原因になりますので、パンツ(ズボン)はウエスト部分がゴムになっているものを選びましょう。

手首や足首がゴムになっていてキュットしまっているデザインのものは、肌に食い込みすぎていないか必ずチェック!

パジャマも同様に刺激や飾りが少なく、ゆったりとしたものを選んであげるようにしましょう(^^)

新品の服は一度洗ってから

 
服には染料や化学薬品が含まれています。
また、新品の服は糊がかかっていて硬いですので、そのままお子さんに着せると肌を痛めることがあります。

新品の服は着せる前に一度洗濯機で洗った方が安心です。

汗をかいたり汚れたらお着替えさせましょう

 
赤ちゃんや子供はかなり汗っかきなので、アトピー性皮膚炎の子は服の下に必ず汗を吸収しやすい肌着を着せるようにしましょう。

大量の汗や食べこぼしが付いた服は、肌のトラブルのもとになりますので、汚れたらこまめに着替えさせるようにしましょう

アトピーっ子の服は脱ぎ着させやすいものを選ぼう

 
こまめに着替え、と言っても、子供の着替えってなかなか大変ですよね…

ねんねの時期はまだいいのですが、動き始めるとなかなか素直に着替えさせてくれなかったり…

うちの息子はただ今絶賛イヤイヤ期なので、着替えさせるのは至難の業(^_^;)
まるで親の修行の場です…。
でも、アトピーがまた悪化するのは本人にとっても可哀想なので、手を変え品を変えなんとかお着替えさせています!

着替えさせるストレスが少しでも減るように、アトピーっ子の服は脱ぎ着させやすいものを選ばれることを是非是非おすすめします(^^)

ママやパパの服も刺激の少ないものを


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抱っこや授乳で赤ちゃんや子供と触れ合うママとパパの服も刺激の少ないものを選びましょう。

一度、赤ちゃんだった息子が全然泣き止まなかった日がありました。

息子は長々と泣くことのない手のかからない赤ちゃんだったので、「一体どうしたんだろう?!」ととても心配しました。
しかも、私に抱っこされたときだけ泣くのです。

抱っこしたり、おっぱいをあげたり、あれこれ試して数時間後にやっと気が付きました。

私が着ていたラメ入りのカーディガンが肌にこすれて痛かったのです!

私がカーディガンを脱いだ途端、息子は泣き止みすーっとお昼寝しました。

それからというもの、私自身の服も息子の肌を刺激しないものを選ぶようになりました。

以前は「お前の服は『ジョジョの奇妙な冒険』かw」と突っ込まれそうになるくらいごちゃごちゃした装飾がついたものが好きだったのですが(笑)、息子のアトピーを治してあげたいという気持ちから、飾りの多い服は封印することにしました(^^)

服以外にも抱っこ紐や靴の素材にも注意

 
服だけでなく、他にも素材選びに注意が必要なものがあります。

そのひとつがが抱っこ紐(おんぶ紐)

うちはエルゴの抱っこ紐を使っていたのですが、息子の頬に当たる部分がちょうど硬い素材だったため、頬が真っ赤になってしまったことがありました。

そこで、息子の肌に当たる部分に柔らかい素材の抱っこ紐用よだれパッドをつけたところ、肌が赤くなることはなくなりました。

また、靴のゴムの部分や紐がこすれて肌がかぶれる子もいます(私自身がそうでした)。

靴は素足で履かせずに、靴下を着せてから履かせるようにしましょう。
夏は木綿の薄くて涼しい靴下を履かせるのがおすすめです(^^)

 

まとめ


  • アトピー性皮膚炎の子の服は肌触りのよい木綿100%のものが一番安心
  • 肌を刺激しないように飾りが少ない服を選ぶ
  • 新品の服は一度洗濯してから着せる
  • 汗をかいたり、汚れたらこまめに着替えさせるように心がける
  • 赤ちゃんや子供の服だけでなく、ママやパパも肌触りのよい刺激の少ない服を
  • 服以外にも抱っこ紐や靴の素材にも気をつけて

 

   

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