どうにかしたい!家庭でできる子供の鼻水・鼻づまり解消法
アレルギーっ子の症状のひとつ、鼻水・鼻づまり。
夜眠れない程の鼻水・鼻づまりを解消するために家庭でできることは…?
子供の鼻水・鼻づまりを解消する6つの裏ワザ教えます!
鼻水・鼻づまりで親子ともども眠れない日々
ダニアレルギーを持つ子の代表的な症状である鼻水・鼻づまり。
特に、夜間の子供の鼻水・鼻づまりに悩んでいるママ・パパは多いのではないでしょうか。
鼻がつまって、夜中30分ごとに起きてぐずぐず…。
やっと寝付いたかと思ったら、今度は鼻水がのどの方に流れていって咳が出て、起きてしまったり…。
最終的にどうしようもなくて、ママが抱っこしたまま一晩明かしたなんて話もよく聞きますよね。
子ども自身もかわいそうですし、ママ・パパもも睡眠不足でヘトヘトになっちゃいますよね。
鼻を自分でかめるようになれば問題解決ですが、それが上手にできるようになるのって結構大きくなってからなんですよね…。
鼻水や鼻づまりがひどい場合は、まずは病院を受診することが一番ですが、小さい子供に処方される薬はそんなに強いものではないので、すぐには劇的な効果が見られない場合が多いです。
ですので、家庭でできる解消法をいくつか覚えていくと、ママ・パパも随分と楽になるはずです。
それでは、子供の鼻水・鼻づまりを解消する6つの裏ワザを書いていきます。
①上体を高くした体勢で寝かせる
平らな状態で寝せてしまうと、どうしても鼻づまりを起こしてしまいます。
なるべく上体を高くした体勢を作ってあげましょう。
子供の腰から頭にかけて、バスタオルや薄めのクッションや枕でなだらかな傾斜を作ってあげます。
このとき、決して頭だけを上げる体勢にならないように注意してください。
頭だけが上がった状態ですと、喉も圧迫され、余計に鼻づまりを起こす可能性があるからです。
②蒸しタオルを鼻に当ててあげる
蒸しタオルを鼻に当ててあげると、血行がよくなり、鼻が通りやすくなります。
当てる場所は鼻頭ではなく、眉間付近に当ててあげてください。
ちなみに、うちの息子はこの方法はすっごく嫌がりますw
蒸しタオルを当てた瞬間すごい勢いで払いのけますw
うちの息子の場合は、もう少し大きくなったら使える手かな~と思っています。
結構効果があるので、嫌がらないお子さんには是非試してみてください。
③加湿器を付ける
空気が乾燥し過ぎていると鼻が詰まりやすくなります。
加湿器をつけて程よい湿度を保ってあげましょう。
加湿器がない場合は洗濯物を干したり、バスタオルを濡らしてお子さんが寝ている部屋に干すだけでも十分な加湿になります。
ただ、加湿しすぎると、今度はカビが生えやすい状態を作ってしまうことになります。
カビもアレルギーっ子にとっては大敵です。
あくまで、程よい湿度を保つように心がけましょう。
④ヴイックスヴェポラッブを上手に使おう
私のイチオシはこれです。
ママ・パパ自身も子供の頃、ヴィックスヴェポラップを塗ってもらって楽になってもらった経験ありませんか?(^^)
余談ですが、私は小学生の頃、ヴィックスヴェポラップを塗ろうと思って指ですくったのですが、条件反射的にぺろっとなめてしまい、「なんしょっとねーー!(←九州弁)」と怒られたという、文字通り苦い経験がありますw
ヴィックスヴェポラップは生後6ヶ月から使うことができます(生後6ヶ月未満の赤ちゃんは使用不可ですのでご注意)。
このヴィックスヴェポラップですが、実は色んな使い方があるので、紹介しますね。
○胸・背中に塗る
一番スタンダードな塗り方ですね。
塗るタイミングですが、お子さんが眠る直前だと、寝付くときにヴィックスヴェポラップの効果が発揮されませんし、ぐずって嫌がる場合もありますので、眠りそうな30分くらい前に塗ってあげるといいですよ。
夜中に起きてしまったときに、もう一度塗り直してあげると、朝まで効果が続きます。
○お母さんの手に薄く塗って鼻と口にかぶせてあげる
ママ・パパの手の平全体にヴィックスヴェポラップを薄く塗って、お子さんにマスクをするように鼻と口を覆ってあげましょう。
鼻からスーッとした空気が入り込んで、鼻づまりが取れやすくなります。
起きているときは嫌がる子が多いので、寝付いてからしてあげるといいでしょう。
○鼻の下にうすーく塗る
胸や背中に塗っても、まだ息苦しそうなときにおすすめのワザです。
かなりの確率で、鼻が通ります。
でも、あくまでうすーーく塗ってくださいね!
あまりたくさん塗ると刺激が強すぎてヒリヒリして号泣されちゃいます。
ママ・パパ自身が実際に自分の鼻の下に塗ってみて、加減してみてください。
○洗面器のお湯に入れて湯気を吸わせる
これは海外では結構されている民間療法らしいです。
洗面器にお湯をはり、そこにヴィックスヴェポラップを溶かします。
その湯気をお子さんに吸わせます。
このとき、ママ・パパが毛布を頭からすっぽりかぶり、お子さんを後ろから抱いてあげる形で湯気を吸わせてあげると、さらに効果が増します。
⑤母乳点鼻
これは母乳育児中のママさんだけができる技なのですが、母乳を点鼻すると鼻づまりが解消すると言われています。
なんでも、母乳には抗炎症作用があるらしいのです。
しかも、子供の鼻に入れても痛くないそうです。
方法は、スポイドもしくはお弁当なんかに入れる醤油入れに母乳を入れ、子供の鼻にシュッと入れるだけ。
この際、母乳は冷凍保存をしたものなどではなく、搾りたての新鮮な母乳を点鼻してあげてくださいね。
私はこの方法を実行する機会がなかったのですが、効果てきめんという話を何人かのママから聞いたことがあります。
⑥それでも苦しそうなら鼻水吸引器
以上の方法を試してもだめな場合は家庭用の鼻水吸引器を使いましょう。
鼻水吸引器は、粘膜を傷つける場合があるので、ここぞというときに1~2度のみ使うことを私はおすすめします。
鼻水吸引器は親が自分の口で吸うタイプと、電動のものがありますが、やはり電動の方がすっきりと吸引することができます。
私のまわりのママ友の間で一番評判がいいのは『メルシーポット』という商品です。
親が自分で吸うタイプの鼻水吸い取り器の場合は、リズムを付けて吸うことが大切。
最初から一気に吸うのではなく、最初は軽めに「ズッ、ズッ、ズッ」と吸ってあげて、最後に少し長めに「ズーーー」っと吸ってあげると鼻づまりがきれいに取り除けます。
ダニアレルギーに鼻水・鼻づまりはつきものだから…
以上、アレルギーの子供の鼻水・鼻づまり解消法を見てきましたが、少しはお役に立てたでしょうか?(^_^)
理想を言えば、アレルギー性の鼻水の症状が出ないことが一番だけれど、子供の生活からダニやハウスダストを完全に取り除くことは無理ですので、ダニアレルギーの子にはどうしても鼻水・鼻づまりがつきものです。
鼻水・鼻づまりを少しでも軽くして、お子さんもママ・パパも気持ちよく眠れるように、6つのワザが少しでも役に立てばいいなと思います。
すごい鼻が詰まっています。
色々な解消方法を調べて試してみてもなかなか
治りません。
どうしたらなおりますか?
やっぱり病院行った方がいいのですか?
もし必ず治る絶対治る という解消方法があれば教えて下さい。
こんにちは。
コメントありがとうございます。
お返事が遅くなってしまいましたが、その後鼻詰まりはどうですか?
家庭でできる解消法を色々試してみてもずっと花がつまっているという状態でしたら、やはり病院を受診されることをおすすめします。
ずっと鼻づまりの状態ですと、お仕事または授業中なども辛いと思いますし、快適な睡眠もとれないのではないでしょうか。
病院に行くことは鼻づまりの原因がわかるという点でもメリットがあると思います。
例えばですが、風邪の鼻水かと思っていたら、アレルギー性のものだった、ということもあります。原因によって対策もまた変わってきますので…。
私はハウスダストと花粉のアレルギーで鼻づまりを起こします。
鼻づまりほんと辛いですよね!!
ここなさんの鼻づまりが一日も早く解消されますように!
[…] ヴィックスベポラップの色んな使い方もあるようです 参考にしたいです「実践!子供のアレルギー対策研究室」 […]